アフィリエイトという言葉はネットサーフィンをしている人からしてみればお馴染みな言葉になってきました。インターネットで仕事をしている僕からしてみると、ちょっとばかし嬉しい気持ちになります。
やっぱりネットで稼いでいると言う話をすると「怪しいんじゃないか?」って顔をする人ばっかりだったので。親戚などにも理解されなかったりすると、やっぱり人間ってのは自分の知らない物はひたすらに否定するもんだなぁ…とか哀しかったわけです。
ただまぁ、怪しい話はある種の蜜の味のようなもので、それを利用して人を騙す人も少なからずいるわけで、知らない話を否定から入るというのは別に悪いことでもないのかもしれません。自己防衛は大事ですから。
だが、しかーし!一番の自己防衛は「知る」事でしょう!知は力なり。knowledge is power!です。知らないから騙されるわけで、それを恐れて知らないものは否定する事ばかりしていては、“本物”に出会った時も見逃してしまいます。
それならば知っていればいい。知らずに否定するよりも知ってから否定する方が自分にとっても意味が出てくるでしょう。
なので、今日はアフィリエイトについて、あなたに知っておいて欲しい事をお話していきましょう。
- 1 アフィリエイトについて大学生が話してたよ
- 2 アフィリエイトって知ってる?
- 3 今の時代、ワンクリックでサイトなんて作れる
- 4 あとは勝手にお金が入ってくるって寸法よ
- 5 アフィリエイトに大事なのはタイトル!
- 6 アフィリエイトする商品、そんなの何でもいいんだ
- 7 ちゃんと知ってほしいのはアフィリエイトとステマは違う事
- 8 広告だって知られることは悪ではない
- 9 どんな商品でも宣伝出来ちゃう
- 10 まず、パワーサイトってのを作ろう
- 11 誰でも思いつくのならライバル多いのでは?
- 12 アフィリエイトについて語った大学生について
- 13 早い・簡単・大金
- 14 アフィリエイトだネットビジネスだなんだって言っても“仕事”
- 15 お金が欲しいっていう感情だけで動く人なんてカモにされるだけ
- 16 誰かの役に立ちたいっていう気持ちがないと稼げない
- 17 リアルでやっている事をネット上で行っているだけ
- 18 偉そうな事言いましたがアフィリエイトは良いものだ
アフィリエイトについて大学生が話してたよ
アフィリエイト…。なんだかなぁ~。世の中すごい時代になったもんだ。ネットでウジャウジャ言われている間違った稼ぎ方についてです。
ご飯を食べていた時の事なんですが、隣の若者(大学生?)がどうやらインターネットで商売やっているみたいで、僕としては「お!?」ってなもんで盗み耳っちゃー悪いですけど、聞き耳を立てていたんです。
すると「マジでネットで金稼ぐのなんて簡単だから」という声が聞こえてくるではないですか!こりゃー、ここからどうやって話を持っていくのか聞きたくなっちゃうわけですよ。
記憶を思い出しながら書いていきますが、その話をあなたにも聞いてもらう事にしましょう。
アフィリエイトって知ってる?
(ほうほう。アフィリエイトですか)

(ほぉ。なるほど。ちょっと聞いてみましょ)



今の時代、ワンクリックでサイトなんて作れる





あとは勝手にお金が入ってくるって寸法よ




アフィリエイトに大事なのはタイトル!







アフィリエイトする商品、そんなの何でもいいんだ









ちゃんと知ってほしいのはアフィリエイトとステマは違う事









広告だって知られることは悪ではない











どんな商品でも宣伝出来ちゃう






まず、パワーサイトってのを作ろう













誰でも思いつくのならライバル多いのでは?







アフィリエイトについて語った大学生について
うぇぇぇーいって(笑)ワンチャンって(笑)
まぁ、こんな感じの内容でした。それからその大学生と思われる人達は大量に飲み食いしまくって、散々騒いだ挙句トイレから出てこなくなりました。
大学生としてはかなり羽振りのよい飲み方していたので、まぁ、本当に稼いでいるんだなぁと僕は思いました。
この話を聞いて、為になったなぁ~と少しでも思ってしまったあなた、危険です。
この大学生の話はある程度コツを掴んだ話し方をしています。そのコツとは…
早い・簡単・大金
この3つに絞って会話をしている所です。話がブレそうになったらなんとしてもこの3つの話題に戻して会話を進めていく。みんな弱いでしょう?その言葉に。
例えば「たった30秒で誰でも299万円の売上を手に入れる方法」なんてキャッチコピーがあったら、胡散臭いとは思いつつ、心のどこかで、おや?って思っている自分がいます。
たった30秒(早い)で誰でも(簡単)299万円(大金)。
この3つが揃っていると、どうしても心が揺さぶられてしまう。でもね、よく考えてください。30秒で誰でも299万円を手に入れたとしたらインフレが起きるでしょ?お金の価値がなくなるでしょ?そんな方法が発見されたら、まず日銀が動くでしょ?
それじゃーウソなのか?っていうと、ウソをおおっぴらに煽って誇大広告になってしまうと最悪捕まってしまいます。なのでウソは付いていない。前提条件を話ししていないだけなんです。
もしこれが数年に渡る準備をし、大手と契約を結び商品を手に入れ、事前に広告を打ちまくり、グランドオープン前に予約を取っておく。その状態さえ作ってしまえば、お店のオープンからたった30秒で誰でも299万円の売上を手に入れさせる事が可能になります。予約分で確定させてしまえばいいので30秒もかからないでしょう。
299万円なんて数字はなんでもいいんです。1億円とかいう漠然とした大金よりも、なんとなく手が届きそうでキリの悪い微妙な数字の方が、なにかワケがあるのかも?って思うでしょ?
たったワンクリックで10万円的なやつも同じ原理です。顧客リストに商品が出来たとメールを送るワンクリック。準備があるからワンクリックで10万円を手に入れられる。何もない状態から今あなたがワンクリックで10万円を手に入れられる方法ではないのです。
でもこんな前提条件を話してしまうと、食いつきが悪い。だから話さない。良いことだけ話す。
良いでしょうか。
アフィリエイトだネットビジネスだなんだって言っても“仕事”
大学生が途中で言っていた言葉で印象的な言葉がありました。
お前本当に日本の企業なめんな。みんながっかりさせようと思って日夜頑張って汗水たらして働こうなんて思うか?みんな人の笑顔が見たいから頑張るんだろうが!
これです。アフィリエイトでもネットビジネスでも一緒です。お金を貰う以上はれっきとした“仕事”です。なめちゃいけません。もちろん、外に出られない人が稼げるようになるかもしれません。対人接客が苦手な人でも商品を売ることが出来るようになるかもしれません。でも、あくまでも手段が違うだけなのです。
やっている事はリアルビジネスもネットビジネスも一緒。
「商品やサービスがあって、人に良さを知ってもらって、買ってもらう」これがすべて。「お金を稼げる方法があって、知っている人だけが、お金をもらえる」ではないのです。
お金が欲しいっていう感情だけで動く人なんてカモにされるだけ
いいっすか。アメリカにゴールドラッシュなんて時代がありました。川で砂金が取れるのが発見され、その噂を聞いて儲けよう!として人々が次々と金鉱に集まった時代。
お金が欲しい人は誰もがゴールドラッシュに惹かれ、人口が2万人から38万にまで増え続けたようです。結果一番儲かった人は誰でしょう?一番最初に砂金を発見した人ですか?
いえいえ。
あなたもきっと知っているでしょう。有名ジーパンメーカーLevi’sの創業者、リーバイ・ストラウスです。
ゴールドラッシュ目当てにやってきた人たちの作業着がどんどん破けて使い物にならなくなっている姿。それをヤコブ・デイビス(BEN DAVISの創業者)という仕立て屋はもっと丈夫な服を作れないだろうか?と考えました。そこで当時一番頑丈だったテントの布を取り扱っているリーバイ・ストラウスと手を組むことにしました。
そしてリベットを打ち込むという技術とダック生地を使ったズボンはゴールドラッシュ時代の労働者に受け入れられます。んで、まぁ後にそれがデニム生地を使うようになり、真似した商品も出てくるわけですが、ヤコブ・デイビスはちょっとお金を持っていたリーバイ・ストラウスにリベット技術で特許取ってくれない?ってお願いするわけです。
それで結局リーバイスさん、ボロ儲け。金なんて掘り当てずとも、金山に群がる人たちを相手に商売したのです。
まぁ、この話を聞くとね、本当に凄いのはヤコブ・デイビスなんじゃね?って思うかもしれません。でも、Levi’sの看板商品である501という数字を見てください。ジーンズの完成形と言われている501。これ商品番号です。
丈夫な作業服、使いやすい作業服。そしてその頑丈さを裏付けるためのツーホースパッチ(腰にあるでしょ?2頭の馬がジーンズ引っ張ってるのに破けないアピールのパッチ)などなど、とにかく改善に改善を重ね続けて、たどり着いた数字が501という商品番号なのです。その価値を高めて知ってもらおうと努力したのがリーバイ・ストラウスなのです。
ん?何が言いたいのかって?
誰かの役に立ちたいっていう気持ちがないと稼げない
稼げるという言葉に釣られるのは、まぁ仕方がないでしょう。早く稼ぎたいという気持ちもわからないでもない。出来るだけ簡単に稼ぎたいという気持ちもわかる。でも、金欲しい!!って気持ち最優先でネットビジネスに参入してくんな!という事です。絶対に失敗するぞ!
人の役に立ちたいという気持ちを持って欲しい。人の為にという気持ちを持って欲しい。
何を綺麗事を?と思うでしょう?違うんですよ。すごーく論理的な発想なのです。
結果的にその気持ちを伝える方法がサイトの量産だっていうのならわかります。でもサイトの量産によって稼げるからと言って、読んでくれる人の気持ちも何も考えていないで無機質なサイト作っても稼げないよ。誰も金儲けの匂いがプンプンするところに近づきたいなんて考えないでしょう。
リアルでやっている事をネット上で行っているだけ
何も特別な事じゃないんだよ。やっぱり人の事をたくさんたくさん考えてくれる人のところに、人は集まってくるし、そういう人の商品なら買ってみたいなって思うでしょう。ネットビジネスは特別じゃないんだよ。ビジネスである以上、人と人の気持ちのつながりが大事なんだよ。
特に顔が見えない環境ですから、その人の感情が文章からにじみ出るもの。金儲け第一主義なのはすぐにバレる。バレちゃうよ!そして早く稼ぎたいって思っている人ほど、思ってたのと違うって思ってすぐに諦めちゃうでしょ?だって前提条件聞いてなかったもの。スタートラインに立つまでお金稼げないのなんて聞いてないもの。
でも人の為にって思っていれば、結果はすぐに出るでしょ?商品売るよりも、感謝のコメントが付くほうが敷居低いし、レスポンスが早い。それ故に思っていたものと違うなんて状況にはなりにくい。だから続く。
結果的に前提条件もクリア出来る段階まで達する事が出来て、ネットビジネスでお金が稼げるようになる。そしてやっと早くて簡単に大金を手に入れられる環境を手に入れる事になるのです。結果的に人の為に思ってやった方がより早く、よりストレス無く大金を稼げる。
偉そうな事言いましたがアフィリエイトは良いものだ
商品を自分で作る事が出来なくても、その価値を正しく伝える技術を身につけられればいいのですから。商品を生み出したのはヤコブ・デイビス。その価値を正しく伝えようと努力したのがリーバイ・ストラウス。…なんて言っても過言ではないと思う。いや過言か?リーバイ・ストラウスを過小評価しすぎか?
とにかくまぁ、僕はBEN DAVISとLevi’sが大好きです。ゴリラのマークのハーフパンツ履いてるし、ジーンズは言わずもがな、色落ちを楽しみ育てております。…とそっちではなかった。ネットビジネスの話だった。
アフィリエイトは魔法でも何でもありません。もちろん、検索されなければどれだけいい記事を書いても読まれませんから、読まれるようになる方法をとるべきですが、そんなのリアルビジネスでもそうでしょう。いい商品を作っても知ってもらわねばその商品は存在していないのと一緒。
知って貰う方法が先行してはいけない。稼げる方法が先行してはいけない。いい商品を作る事。いい商品だと知ってもらいたい熱意。それがあって初めて意味を持ってくるのが方法です。うん。本当に大切だよ。お金稼ぎたいからネットビジネスを考える人が多いと思うけど、人の力になりたいからネットビジネスを考える人になってほしい。
そういう人が稼げるようになるべきなんだ。
そう人が増えてくれれば、ネットビジネスやってますと言っても親戚に嫌な顔されたり、怪しまれたりしない世界になるんじゃないかな。やっぱりさ、外に出て働けない人、肩身が狭い人の救いの道だと思うんだよね。ネットビジネスって。だからある程度の社会的信用を手に入れたいなぁ。金儲けの欲にまみれたイメージじゃなくて。
ではでは僕は大学生がトイレにこもっちゃって出せなかったであろう小便を今、たらしてきます。
長々とお付き合いありがとうございました。ネットで蔓延る間違った稼ぎ方、アフィリエイトの話でした。
あ、お金持ちの大学生が話をしていた話し方については影響力の武器という本を読むとよくわかりますので、機会があれば読んでみてくださいませ。
