『リュックサック』昔、人に書いた自作ポエムを夜に恥ずかしく解説…

リュックサック

リュックサックを背負って生きています

僕が生きていくにはリュックサック1つで足りてしまうのです

そう考えると家にある持ち物はなんて無駄の多いことだろう

結局僕らは必要なものを買っているのではなく

不必要だけれど欲しいものを買っているのです

つまりは物欲を満たす毎日です

あれも欲しい これも欲しい

欲しくて欲しくて堪らず手に入れたものは もういらないもの

お金がすぐなくなるのは なんでなんでしょう

僕らの欲はいつ満たされるのでしょう

満たされず買い続け いらないものばかりに囲まれて

地球上にはごみがいっぱい

あのひともあのひとも 欲しくてほしくてたまらない愛は

手に入れた瞬間に もうどうでも良くなってしまいます

地球上には恋がいっぱい

あぁ そうか 恋とは手に入れるまでが恋なのだ

愛は手に入れる前だけ素敵に見えるのだ

手に入れた瞬間に パチンと消えて

現実に戻される そして周りには残り滓だけなのです

人間には背負えるだけのものしか持てないのかもしれません

沢山あって沢山持ちたいけれど その中から選ばなければならない

選んだ瞬間に要らなくなってしまって

選ばなかったものが欲しくなってしまうので

いつまで経っても満たされないのです

自己満足とはよく言うけれど どれを選んでもどれを選ばなくても

結果はいつも一緒なのです 決めるのは物ではなく自分なのです

自分のリュックの中身をみて これでいいのだと言える人だけが幸せになれるのかも

ああ 僕のリュックのなんと軽いことか

軽いほうが歩きやすいのだけれど これだけしか僕は持っていないのかと考えると悲しくもあります

僕の中のこれでいいのだはいつやってくるのだろう

リュックを背負って それを探して 今日も歩いてゆくのです

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リュックを背負って家出をした事がありました

リュックサック-家出

リュックサックひとつに洋服を2日分ほど入れる。タオルは一枚。あとはノートパソコンとお財布。

これだけあれば生活出来てしまう

夜は漫画喫茶で眠り、シャワーをそこで済ます。そして3日に1回コインランドリーに行き、洗濯。

ノートパソコンで仕事をし、財務関係はすべてネット上で管理する。

生きていくのに困る事はありません。

もちろん、その都度その都度必要なものが出てきたりはするのですが…。

リュックサックに入れられる量は限られているので、多くのものは買えないものになる。

しかし、それで不満になる事はないのです。

一方、家にいる時の事を考えてみます

リュックサック-家

家にいるとどうしても買い物が増える。それは物が置けるスペースがあるから出来る事なのだけれど、置いたままもうずっと放置している物の方が多いのでは。本当に必要なものなんて少ししかありません。

そして買っても買っても満足しない。不満になることばかり。不満を見つけてしまうから買う。そして買っても満たされない。そんなループ。

買っても買っても飽き足りないから、お金が欲しくて働く。働いているときに不満も出てくるけれど、それはお金がもらえるから仕方がない。そしてお金が手に入ると物が買えるようになるから買う。

常に不満と戦っている気がするのです。

それはきっとこんなはずじゃないんだという気持ちがどこかにあるからなのでしょう。

自分はもっともっと大きなリュックサックを背負えるはずなんだ。なんて事を考えていなくても心のどこかで思っているのかもしれない。

結局その気持ちはどこまでやっても尽きることはなく、これでいいのだとある程度納得出来る人だけが幸せなのかもしれない。

生きていくのにはお金が必要だと言われるけれど、きっとそのお金はもっともっと少なく済むのだろうなと考える今日このごろなのです。

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リュクサックというポエムについて

リュックサック-ポエム

この詩も昔の交換日記に書かれていたもの。一体僕は、相手を何だと思っていたのだろうと心配になりました。いやー…よくぞ「気持ち悪い」という言葉を言わずに耐えてくれたものです。

ポエムを書く時の心情って、一種の陶酔感があるんだろうね。

いや…ポエムに限らず、考えてみれば自分が書いた文章を人に読んでもらうことってのは、何となく恥ずかしいところがある。ブログに関しても人に読んでもらうために書いてはいるけれど、身内に読まれるのは何となく恥ずかしい。

あ。そういう感じでいうとポエムも、僕を知らない誰かに読んでもらう分には大丈夫なのかしら。身内に読まれると恥ずかしい感覚は、きっと自分の中にもあって、最大の身内である自分が読んでいるから恥ずかしいと感じるのかしら。

よし。そうだと信じて、これからもこのブログにポエムと投稿していくぞ。

とにかくブログを書くことに対して自分の中で敷居が高くなりすぎているので、少しでも敷居を下げてくだらないことでも書けるような場所にしたい。うん。

これでいいのだと思えるブログ。

それが僕のリュックサックなのです。

ではでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

野口明人

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