統合失調症が幻聴症状や被害妄想を入院や薬を使わずに治す独語その2

統合失調症が部屋に貼り付けているメモを晒す記事第二弾です。前回書いて、記事を公開状態にしてからやっぱりすぐに後悔や幻聴が襲いかかってきました。

メモの中に、「この世の中に押しつけて喜ばれる絶対的価値観などない。押しつけた時点で嫌悪になり両者共に嫌な気分になる」というのが書いてありました。

ここにこうやって書くことが押しつけになるのではないか?という思いに駆られます。…が、せっかく書き始めたのだから、書き溜めたものは公開していく事にします。

統合失調症が幻聴症状や被害妄想を入院や薬を使わずに治す独語その1

これが前回書いたモノです。

「話を聞いて、それを聞き入れるかどうかはその人次第」と誰かが言っていたのも思い出しました。これはブログなのだし、イヤになったらページを閉じてもらえばいいのだという気持ちで続けます。

よろしくお願いします。

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統合失調症のあなたにお願いしたい事

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前回も書きまして、繰り返しになってしまいますがとても大切な事だと思うのでもう一度書きます。

間違ってほしくないのは、これをあなたに読んでもらって、どうこうしてもらいたいというわけではありません。あなたが薬を飲むことを否定するものでもないという事

これは提案でもアドバイスでもなんでもありません。ただ一人の男がこんな風に薬を飲まずに病気に対処しているよ、というだけの事です。あなたには読む自由も読まない自由もあります。

なので、どうかどうか嫌な気分になりませんように。

僕の症状として、誰かを傷つけているのではないか。そんな思いが頭を離れません。ずっとずっと幻聴として「なんでお前存在してんの?」と問いかけられます。最近はそれになぜか「パンを選んで」と言われます。なんでだろう。

何不自由なく生まれてこれた僕の体に感謝して、僕は自分の命を捨てたりはしたくありません。どんな事があっても捨てません。

さらに贅沢を言えるのであれば、存在していて良かったと思えるようになりたいのです。そのためには今のままでは時間が過ぎていくだけ。変化を起こさなければならない。

その変化がこの記事なのだと信じて書きたいと思います。

僕に会った事がない人が、どこかで泣いている時、どこかで苦しんでいる時、誰にも相談出来ない時、同じように苦しんだり悩んだりした時に僕が達した答えが役に立てるなら、僕の苦痛も悩みも意味を持つでしょう。

なんで僕がこんな目にという考えから、僕だから良かったのだと思えるようになるでしょう。そして僕が存在していて良かったと思える。だから書きます。

もし気に入らない言葉があったらすぐにページを閉じて、クソ野郎の独言だと綺麗さっぱり忘れてくださいませ…。本当に本当に誰かの気持ちを害するものでありませんように。

もしひとつでも気に入ってくれて、気が向いたならこんな場所があったなぁと、思い出してやってください

ではまいります。

統合失調症の独語:連絡に振り回されない

統合失調症-薬-その2_独り言-01

清書

人からの連絡は、相手の気分次第だということを理解するべし。人に合わせて自分の時間を削るのはもったいない。気持ち半ばに聞くべき。ケータイに縛られるな!

相手から連絡が来た時に、家にこもっている僕はすぐに返信する。しかし、すぐに返したはずなのに相手からの連絡が一向に返ってこない事がある。

あれ?向こうが連絡してきたのになんで返ってこないんだ?何か事故でもあったのかもしれない、もしかしたら失礼な事を言ってしまったかもしれないと不安になり、何もかも手につかなくなる。

LINEが一般的になって既読マークというのが付くようになってから、その不安は更に増えた。

しかし、大抵は事故でも失礼でも何でもない杞憂に終わる。相手にも自分の生活があり、その合間を縫って連絡してくるのだ。

相手も自分と同じ状況だと考えるな。返信はすぐに返さなければならないなんて考えているのは自分だけだ。不安に思う必要はない。人は人。自分は自分。生活リズムも連絡に対する意識もみんな違う。

ケータイ電話はあくまでもツール。ツールは使うもの。ツールに使われてはならない。

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統合失調症の独語:悩みを大きくしているのは…

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清書

悩みを大きくしているのは自分の頭。実際は小さなことでも、大きくなってしまう。そういう時は問題から離れよう。そして、時間を置いてからもう一度見てみよう。すぐに行動しては悪い方に転ぶだけである。乗ってはならない。感情のビッグウェーブに。

考えすぎる。誰もが僕に考えすぎだよと言ってくれるが、考えない事がどうしても出来ない。切り替えが本当に下手くそなのだ。

だから、せめて考え始めた時は行動をすぐにしてはならない。考えない事が出来なくても、行動しない事なら出来る。時間を置こう。そうすれば感情の波は過ぎ去ってちょっとは冷静になれる。

冷静じゃない時にとった行動は大抵ミスをする。

iPhoneの列に並んだ人は「乗るしかないこのビッグウェーブに」と名言を言っていたけれど、感情の波には絶対に乗ってはダメだ。

統合失調症の独語:期待と裏切り

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清書

人の期待を裏切って裏切って裏切り続けると人から期待されなくなる。その後でも変わらず期待してくれる人を大切にし、その期待に応えようとして出来たものが本物。

今までどんな事も期待に答えてきた。期待以上の事を返してきた。そしたら自分が壊れた。

無理をするとやっぱりしわ寄せは後からやってくるものだ。だから頑張る事を辞めた。

そしたらどんどん人が離れていった。でもちょっと生活しやすくなった。

負け組だと思われてもそれでいい。それでも離れずにいてくれる人と付き合っていけるだけで幸せだ。

その少しの人を幸せに出来る力が本来の無理ない僕の力。壊れては意味がない。

少しずつ少しずつ前進。そうすればしわ寄せは来ないはずだ。

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統合失調症の独語:葛藤を昇華させる

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清書

いつの時も表現者であれ!自分の葛藤や悩みは個人にぶつけるのではなく、芸術に昇華させ、人前にさらせ!そうすれば怒りは糧になる!

僕の尊敬する人達は、みな多くの苦悩を多くの人の前に発表してきた。だから作品になった。

悩みがあることは幸せな事だ。それだけ沢山考え、沢山表現できるのだ。

悩みという原材料から宝石を作り出せる人間になりたい。

悩み、怒りを覚え、それを個人にぶつけてしまってはそこで終わる。一瞬の感情の爆発は財産だ。発散させるのではなく、形に表そう。それを見た人が何かを感じ取ってくれる。

そうすれば悩みや怒りは無意味なものではなく価値を持つようになる。糧に変化させよう。

統合失調症の独語:夢が消えても

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清書

何事も目標を持って取り組め!夢の為に走ってきた分を今度は目標の為にシフトチェンジしろ!毎日が充実する!

お笑いも辞め、自分の家庭を持つことも失敗した。夢が無くなった。子供が消えた。

なんの張り合いもなくなった。毎日がつまらなくなった。生きる意味がなくなった。

夢を求め努力する日々は苦しかったが輝かしい日々だった。大きな力に引っ張られて走っていけた。あの力はすごい。

もし今、大きな夢が見つからなくても、小さな目標でいい。目標を立てて日々を過ごしてみよう。生きている事が楽しくなる。

小さな目標でも引っ張ってくれる力は存在する。

今は少しでも沢山の思い出話を天国に持っていくことが目標。

統合失調症の独語:見返り

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清書

人間は見返りを求めた時点から不安になり、不満になり、不仲になる。自分の行動が相手を動かすことはない。相手自身が動き、行動するのである。相手に求めるな。自分の中に求めよ!見返りは自分の中に作れ!

見返りを求めた行動はプラスを生み出す事が少ない。

相手に期待し、相手が期待に答えてくれないと不満が生まれてしまうからだ。

自分の力を過信するな。自分が相手の人生を動かすような、神の力など持っているはずがない。自分は親の思い通りに動いただろうか?一番身近な家族でさえ思い通りには動かせないのだから、他人はなおさらだ。

だから見返りなど求めるな。自分は自分のために行動するのだ。好きだから行動するのだ。

相手からの見返りが欲しいからではない。自分が行動することで自分が気持ちよくなればそれでいいのだ。見返りを求めるボランティアなんておかしい。自分の中で完結させろ。

統合失調症の独語:自分の価値は

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清書

多くの人が集まる所へ行くな!自分が空気になる。少ない人がいる所へいけ。自分が必要とされる。自分という価値は周りの環境で変わるものだ。価値ある所へ向かえ!

人が集まる場所は人を呼ぶ。行列が行列を作るのだ。そして自分はその行列を作るただの部品になる。

一瞬で自分のアイデンティティが失われるのだ。人が集まる所は魅力的に見えるかもしれないが我慢だ。

人が多いと幻聴が聞こえるのも、きっと危険信号なんだろう。自分の価値を失いたくないという信号だ。

誰もが自分を認めて欲しい。自分は他の人と違う事を認識したい。

それなら人の少ない所にいけばいい。魅力に負けるな。自分が人を集めるられるような力を身につけるんだ。

人の多い所で自分のアイデンティティを確立出来れば、それは凄いことなのかもしれないが、自分にはむいていない。一から作りたいんだ。

統合失調症の独語:否定することは

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清書

人を否定することは自分を否定すること。人を拒絶することは自分を受け入れないこと。人は自分。人に対して行うことは、自分に行うこと。それを理解しているなら、今どういう行動を取るべきかわかるはずだろう?

自分は特別な存在だと言い張るために人を否定する事は簡単だ。

でも否定された人も同じことを思っている。自分は特別だと。

だから否定されると相手を否定する。

みんながみんな特別だという事を忘れるな。自分がやった行動は必ず自分に返ってくる。

何かを拒絶すれば、お前も拒絶される。

受け入れてほしいのなら、まずは拒絶する事から辞めてみよう。そうすれば自然と特別な存在だとみんなが認めてくれる。

統合失調症の独語:天才と才能とバカ

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清書

天才だ才能だと騒ぐのはバカのすること。そこにあるのは時間の積み上げであり、天から恵まれた物ではなく、人が繰り返し続けたもの。点で捉えるな。線で考えろ!自分もいつか、到達する。

バカシリーズ。

時間は平等だ。その使い方次第で能力に差がつく。

24時間同じことをしていた人と1時間ごとに違う事をしていた人が同じ結果を産み出すはずがない。

ただし同じことを続ける事は非常に難しい。だから人はそれを簡単な言葉で片付けるのだ。

やれば出来る事を初めから出来なかったことだと納得した方が楽だから才能だと名前をつけるのだ。

生まれた時から可能か不可能か決められた人生なんて存在しない。

やれば出来る。人生はやるかやらないかの選択肢を用意してくれているんだ。

今の自分が出来ないからと言って才能で片付けるな。才能だと言っていいのは、続けた本人だけだ。

統合失調症の独語:怒りと必死

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清書

怒りを前へ差し出せ!人は怒っている時、必死だ!「必ず死ぬ」と書くのに簡単には死なない。死ぬ気でやれば何でも出来る。つまりは怒りを感じている時こそ、何でも出来るのだ。プラスへ向かえ!

怒っている時は我を忘れる程必死だ。必死で自分の立場を誇示しようとする。でも必死になっても人間は死なない。

もし明日死にますよと宣言されたのなら、僕はとんでもない事をやってみせるだろう。後先考えずあらゆることにチャレンジするかもしれない。普段できない事が出来てしまうかもしれない。

だから怒っている時はチャンスなんだ。怒りで自分のリミッターが外れている時に普段やりたくても勇気が出せない事にチャレンジしてみよう。

怒りもそう考えるとネガティブな感情ではないのかもしれない。

統合失調症の独語:効率を上げる

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清書

物事の効率を上げろ!毎日繰り返すことは上達すること。それは短時間出来るようになる。一日の時間は限りがある。思った以上に時が経つのは早い。多くの事をこなしたいなら、一つ一つの行動を短い時間で出来るようになれ。意識しろ。速く、速く、より速く!

24時間を分刻みでスケジュールを立ててみたことがある。

そしてそれを1ヶ月こなす。するとなぜか1ヶ月後には時間が余ってしまう。

同じことを繰り返しているようだが、人間は上達する。同じことをやっているようで毎回少しずつ進歩している為違うことをやっているんだ。

1時間かかっていた事が30分で出来るようになる。そうすると残った30分を他の事に使える。

その繰り返しで1日がどんどん密度が濃くなっていく。

それを理解していれば同じことを繰り返すことが退屈だと感じなくなる。成長とは素晴らしい。

統合失調症の独語:自分にしか出来ない

統合失調症-薬-その2_独り言-12

清書

人が簡単に出来ることが自分に出来なくとも、その事に時間を費やす必要はない。その事は人にやってもらえばいい。自分は人には出来ない事に時間を費やせ!

みんなが出来る事が僕には出来ない。

それを恥じて何とか出来るように努力してみた結果にたどり着いた答え。

出来ない事を出来るようになる事は素晴らしいことだけれど、時間は消費される。時間は有限だ。

本当に出来なければならない事というのはそれほど多くない。無理してみんなと全て一緒になる必要はないのだ。

自分の恥を減らす努力より、自分を誇りに思える事を増やす努力の方に目を向けてもいいのではないか。

統合失調症の独語:誕生日に毎年思う事

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清書

自分が何の為に生まれたのか、生きているのかを考えるのではなく、生きているなら何が出来るかを考えろ。理由を考えるのは暇人の道楽だ!お前にそんな暇はない!

記憶力がいいというのは時々僕を傷つける。

人の誕生日を忘れる事が出来ない。人の誕生日の日にお祝いをする。しかし、相手は僕の誕生日を覚えていない事が多い。だから誕生日が来る度に僕は寂しい思いをしてしまう。

そんなネガティブな時に毎回自分は何のために生まれたのかと考え始める。結果的に自分のちっぽけさに打ちのめされる。暇人の極みだ。

生まれた事自体が奇跡だ。原因究明なんてしなくていい。何が出来るか、これからどうするかを考えよう。

過去よりも未来。誕生日は人生で一度だけでいい。次のお祝いは死ぬ時だ!

その時に笑って死ねるように生きている事を謳歌するんだ。

統合失調症の独語:人に笑われても笑顔

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清書

苦しい時に辛い顔をするのは普通。そんな時に笑っていると嫌な顔をされるでしょう。それでも僕は笑いたいのです。人にどう思われても、笑っていたいのです。心配させるなら嫌われた方がましだ!

人の視線をどうしても気にしてしまう自分への戒め。人にどう思われるかを気にして失敗したロバ引きの親子の童話を思い出す。

自分は自分。辛い時は辛いって言って良いんだよと心配して言ってくれる人もいるが、僕はそれをするとどんどん落ちていく。辛いときこそ笑う。

笑う門には福来る。もちろん笑うことで嫌われる事もあるかもしれない。その場にそぐわず協調性がないと指摘される事があるかもしれない。それでもしみったれた雰囲気や不穏な雰囲気は嫌いなんだ。

自分がそんな雰囲気を作っていると思うのは耐えられない。それなら嫌われた方がましだ。

笑えば空気がふわっとする。笑えばその顔を見て笑顔になる人がきっといる。

統合失調症の独語:大人と子供の違い

統合失調症-薬-その2_独り言-15

清書

子供と大人の違いは消費者と生産者である。大人になったのなら、何かを吸収した後はそこから生み出せ!消費し続ける生活から抜け出すんだ!!

大人とは何かを考えたときのメモ。

年齢ではもう大人になって10年以上経っているのに、一向に自分が大人になっている気がしない。そこで出した答え。

大人になっても消費する事は確かだが、消費した時に、これをなんかアウトプット出来ないものかと考えることが大切。

アダルトチルドレンなんてもう言わせない。ピーターパン症候群なんて言わせない。精神的にも大人になってやる。

まとめ

統合失調症-薬-その2_独り言まとめ

今回のメモを書いていた時期を思い出してみると、やたらめったら人とぶつかっていた時期だった。他人と上手く行かず、家族とも上手く行かず、とにかく感情の起伏が激しかった。

そんな時に書いたメモなので、喜怒哀楽に関するものが多いです。

それと作業効率についての事も多いです。毎日の生活で自分がやっている事が正しいことなのか不安だったのでしょう。毎日毎日同じ日が繰り返される。でもそれだからこそ毎日何かを続ける事が大きな意味を持ってくる。

どうしても大きな変化を求めてしまうけれど、それは結果ばかりに目が行くからで、その結果を手に入れるための手段はとても地味で自分でも気が付かない小さな変化でしかない

でもそれで諦めたりせず、結果を信じて続けなければ大きな変化はやってこない。

親戚の子供がたまに見たらすごい大きくなっていたのと一緒です。毎日見ている人には小さな変化の連続なので、それほど実感がわかないかもしれないですが、たまにしかあわない親戚が見ると、え!?こんなにデカくなったの!?って感じのあの感覚。

とにかく毎日の繰り返しを受け入れようと、なんとかメモを取っていたのを思い出しました。

このメモも、なんだかんだで結構な枚数になっているし、やっぱり続ける事は大切だ。小さな変化過ぎると周りはすごくバカにするけれど。うん。ゼロをイチに出来るなら、そのイチは100にだって1000にだって出来る。

ローマは一日にして成らず。

続けよう。

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。本当にページを閉じないでくれてありがとう。

ではでは、またです。

好きなアニソンを聴きながら
野口明人

統合失調症の独語シリーズ

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統合失調症-薬-その2_独り言
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