コナズ珈琲をご存知でしょうか!?
あまりコーヒーが得意ではなかった僕も、去年フレーバーコーヒーに出会ってから、コーヒーに目覚め、色々とコーヒー豆を吟味する日々が続いているのですが、ひときわ値段が高いのがあなたもご存知であろうブルーマウンテン。
そのブルーマウンテンと肩を並べるぐらい値段が高い豆がハワイのコナという地区でしか取れないコナコーヒー。
そのコナコーヒーを気軽に楽しめるお店としてコナズ珈琲というカフェが最近、僕の住む埼玉にも出来ました。
コナズ珈琲東浦和店。こりゃー、コーヒーにハマりたての僕としては、コナコーヒーを飲みに行かねば!と早速行ってみたのですが、コナズ珈琲のメニューがハンパなかった!
パンケーキが好きなあなたは必見。コナズ珈琲東浦和店のメニューがどうハンパなかったのか、レビュー行かせてもらいます!!
コナズ珈琲東浦和店がオープンした
コナズ珈琲東浦和店というのが、いつの間にか出来ていた。いつも夜中に散歩している時に発見し、なんじゃこりゃー!!と驚いた僕は、母に報告しました。
すると、「お父さんとおばあちゃんとおばちゃんを連れて一緒に行くか!」と言われたので、僕は久しぶりに家族以外の人と外食をすることになりました。
到着したのは11時30分。この日は平日だったのでコナズ珈琲東浦和店は10時に開店。
土日は9時からやっているのですが、平日だったし、お昼のちょっと前に行けば入れるだろうと思っていました。
が、しかし。
コナズ珈琲というオシャレなカッフェ〜など見たことがない、埼玉県民。それはそれは平日など関係なしにオープンしたては全注目をコナズ珈琲に集めておりました。
とりあえず僕は車の運転を母に任せ、一人店内に入って受付を済ませておくことにしました。
コナズ珈琲東浦和店の案内がすごい
おぉ!なんか最近のお店はハイテクだな。こちらの受付、順番を受付すると、スマートフォンで待ち順が確認出来るのです!
僕はポチポチっと入力し、車の場所へ戻りました。
どうやら無事駐車する事が出来た父と母は、車から降りてきて別の車で来ていたおばあちゃんとおばちゃんと合流。
僕は久しぶりに会うおばあちゃんとおばちゃんに挨拶をする。いつからか、親戚に会うこともぎこちなくなってしまったな。
とりあえず僕は話題を広げようと、スマホを取り出し、コナズ珈琲の待ち順の画面を見せることにした。
店で発行された紙に書かれているQRコードをカメラで読み取るとサイトに飛べます。
そして、こんな感じで自分の順番がわざわざ店内にいなくても確認出来るのです。便利だなぁ〜。
コナズ珈琲東浦和店の待ち時間
この日は天気が若干怪しく、小雨が降っていたので、足の悪いうちの父とおばあちゃんはお店入口付近にあった椅子で腰を掛けて待つことになった。
「あと4組」
僕が受付を済ませてから、何組ものグループが店内に入ってはすぐに出ていきました。店員さんに大体の待ち時間を聞いて諦めてしまったようです。
10時オープンで、1グループ大体1時間半〜2時間ぐらい滞在するらしく、今はちょうど新しいお客さんが入れ替わったばかり。なので僕らが入れるのはその人達が出てくる13時〜14時ぐらいのあいだだと言う。
…あと4組なのに、そんなに待つのか。
そう思った僕でしたが、僕は待つことが得意な人間です。持ってきていた本を取り出し、読み始めました。しかし、一方短気なお父さんは時折僕に話しかけては、イライラを表現しておりました。
こりゃー、近くにいたらずっと愚痴を聞くことになるぞと思った僕は、そそくさとその場を逃げ出し、色々と写真を撮ることにしました。
コナズ珈琲東浦和店の雰囲気
それではパパっとその時に撮った写真を紹介していきましょう。
コナズ珈琲正面
前からみたらこんな感じ。
コナズ珈琲全体!
店の大きさはこのぐらい。
植物!
埼玉ではおそらく見たことがないような色の植物が看板横に繁殖していた。ハワイっぽさがにじみ出ているね。
ファイヤー!
店の横ではガチ燃えしている炎がそれっぽい雰囲気を演出している。触るとマジであちぃから注意。小雨でも消えないぐらいの炎だ。
コナズ珈琲の横!
これは横から見た感じ。さっきのファイヤー!がいくつも並んで、透明のガラスから店内が見える。
これ、店内にいたらすごいハワイアンっぽい雰囲気なんだろうな〜。
コナズ珈琲向かい!
あ、そう言えば道路を挟んで向こう側はドラッグストア、セイムスがある。
んで、そろそろ外側は撮るところがなくなって来たので、店内紹介に移行することにしよう。
最近の新商品か!?
店内には、大きな看板が立っていた。新商品の宣伝か!?って思ったけれど、オープンしたばかりなのだから、すべてが新商品だったわ。
お店のおすすめという感じだろう。美味しそうなハンバーガー。
Tシャツ!
看板の近くには、ハワイアンっぽいTシャツも売っている。
この足の長い人形なんなんだろう。看板の上にも乗っかっていたけれど。
コーヒー豆!
コーヒー豆も販売しているぞ!
ん…?
た、高い!
ハワイコナ100%が100gで1800円だと!?
やっぱりブルーマウンテンと同じぐらい値段が高いな。さすが世界最高のコーヒー豆と称されるだけある。
ブレンド豆が100gで600円と良心的な感じなのにハワイコナ100%のコーヒー豆はその3倍の値段!
ちなみに、珍品として知られるコピ・ルアックという豆は、ジャコウネコのうんこから未消化のままの取り出された豆らしいよ。『最高の人生の見つけ方』って映画でモーガン・フリーマンが爆笑してた。
いい映画だから、見たことなかったらぜひ。僕は泣いた。
コナズ珈琲東浦和店のメニュー
続いて、待っている時に渡された葉っぱの形をしたコナズ珈琲のメニュー。どれにしようかな〜。
コナズ珈琲のメニュー!
結構な種類が用意されている様子。
コナコーヒー750円!
先程100gで1800円で売られていたハワイコナ100%のコナコーヒーが1杯750円で飲める!
…いやいや、やっぱりコーヒー1杯が750円でも高いよな。
な、なんだそれは!
ノンアルコールとして販売されていたピニャコラーダが気になった。ココナッツミルクにパイナップルジュースを混ぜて、氷とシェイクした飲み物らしいよ。
ピニャコラーダはスペイン語で裏ごししたパイナップルって意味なんだってさ。
ハワイってパイナップル大好きだね。
ハンバーガー美味そう!
ハンバーガーも捨てがたい。昔、渋谷駅の近くにあるクワアイナというハワイアンハンバーガー屋さんにハマっていた事を思い出した。
むっちゃ美味いんだよなぁ。ハワイアン的なハンバーガーって。ファストフードでは味わえないハンバーグの肉厚さと肉汁が楽しめる。
どうしようかな。ハンバーガーにしようかな。
パンケーキ!
うーむ。写真を見ていたらパンケーキも美味しそうに見えてきた。
それにしても、ホットケーキとパンケーキって何が違うんだろう。急にホットケーキをパンケーキって呼び始めたような気がする。
ちなみにホットケーキは海外だとあまり通じないらしいよ。和製英語ではないらしいけど、パンケーキの方が一般的な呼び方なんだそうだ。
パンケーキのパンは食パンのパンではなく、フライパンのパンなんだそうだ。平たい鍋で焼かれたケーキの事らしく、クレープもパンケーキの一種なんだってさ。
つまり、パンケーキという大きな枠があって、その中にホットケーキが入っている認識で良いのかな!?
パスタとスパゲッティみたいな関係性だね。
ま、あくまでも推測だけれども。
コナズ珈琲東浦和店の席
そうこうしている内に、僕らが呼ばれる番が来た。どうやらコナズ珈琲の椅子のデザインは様々なようだ。
おばちゃんがそれをみて、統一してないのも良いね、オシャレだね〜って褒めていた。
場所によっては王様が座るみたいなバカでかい椅子もあった。長居するにはもってこいの場所だなぁ。
僕らが座ったのは比較的普通のテーブル。
サイトの方を見てみると、「ご案内済み」に変わっていた。受付が11時40分ぐらいだったから、大体1時間15分ぐらい待ったかな。
お父さんはだいぶご乱心の様子。ま、僕は待ち時間も楽しかったけれどもね。待つのが嫌いな人がいるグループは時間を見極めて来たほうが良いかも知れぬ。
店内にはJBLのスピーカーから、オシャレチックな音楽が流れていた。
僕らは予め決めておいたメニューを注文し、少々の時間を歓談。
コナズ珈琲東浦和店で頼んだ飲み物
僕は結局、コーヒーを頼みませんでした。それは他の商品に目が行ってしまったからです。
それがこの『グァバジュース550円』。大学生の時に沖縄旅行に行って、その時に飲んだ100%グァバジュースがとんでもなく美味しかった。
埼玉に帰ってきてから色々な所を探してみたのだけれど、30%とか50%のものばかりで100%グァバジュースがどこにも売っていなかった。
そしてコナズ珈琲でグァバジュースを見つけた僕は、コーヒーそっちのけでグァバジュースを頼んでしまったのです。
まぁ、見た感じ100%グァバではなさそうだけれども、グァバジュース美味しいよって言うとおばあちゃんも同じの頼んでた。
飲んだ感じでは、思ってたのと違う!とは思ったけれど、それなりに美味しいグァバジュース。ちょっと酸っぱいけどね。
ハンドメイドレモネード!
ちなみに店内を見渡すと、みんなストローを使ってこんな感じの瓶をチューチュー吸っていた。何かな?って思っていると母とおばちゃんが注文してた。
ハンドメイドレモネードというのが人気の様子。母が頼んだのは「クラシックレモネード680円」。
これなら何倍でも飲めるわー!と美味しそうに飲んでいたので、一口もらってみると、僕には酸っぱすぎて数秒のあいだ、空を飛んだ。
コーヒー!
父はコナコーヒーのことを知らなかったので、750円もするコーヒーなど飲めるかと、なんて事ない普通のコーヒーを頼んでいた。
こちらは「本日のコーヒー380円」です。不思議と良心的な値段に見えますね。マックとかコンビニとかで飲めるコーヒーを考えてしまうと高いのだけれど…。
まぁ、こんな感じの飲み物を飲みながら、待つこと数10分。注文していた食べ物が届き、僕は再び空を飛んだ…。
コナズ珈琲東浦和店で頼んだ食べ物
まず先に届いたのは、母とおばちゃんが頼んでいた「ハンバーグロコモコ1280円」。
やっぱりハワイアンレストランの定番と言ったら、ロコモコなのかな。
デミグラスソースのかかったハンバーグに、半熟の目玉焼きが乗せてある1プレートにすべて美味しさがギュッと詰め込まれたハワイのローカルごはん。
見ているだけで美味しさが伝わってくる。
しかし、僕が頼んだものは今回、ハンバーグではございません。
え!?
まずテーブルに届いたのはおばあちゃんの頼んだ『ストロベリー & バナナホイップ1380円』というパンケーキでした。
バベルの塔のように天高くそびえ立つそれは、生クリームでした。いや、ピサの斜塔か!?
生クリームが重力に耐えきれずに斜めになってきているよ!!
1つだけではございません!
続いて届いたのは父の注文「ゴールデンパイン & ホイップ1380円」。
ハワイ定番の味とメニューで紹介されていたそれは、パンケーキの上に豪華に盛られた生クリームとともに、主役は任せたぜ!と控えめに盛り付けられたパイナップルとキウイフルーツたち。
生クリームの上に!
何かがふんだんにまぶされている!
ゾワゾワ。
集合体恐怖症の僕はその姿をみて、ちょっとした恐怖を覚えました。身の毛がよだつとはこの事か!
父に何かを聞き忘れてしまったが、ナッツか何かかしら。パイナップルの粒かもしれん。ちょっと僕には凝視出来ません。同じ思いをさせてたらすいません!
細部を見れば!
いやしかし、生クリームの部分さえ見なければ、マヨネーズのようにかけられたカスタードクリームや、粉雪のようにまぶされたシュガーなどは非常に美味しそうだ。
僕は父からちょこっとだけもらい、食べてみたが、たしかに美味しい。
…ふむ。僕の注文したものが来ない。
僕が頼んだのはこれだ!
そしてみんながそれぞれ注文していたものを3分の1ぐらい食べ終わった頃、僕が注文した「削りチョコ & バナナ1380円」が届いた。
なぜにこれがちょっと遅くなったのかと言えば、この商品、これで完成ではございません!
チョコ削り!
この商品は、店員さんがやってきて、目の前でチョコを削って上から振りかけてくれるのです!
ちなみに、このチョコ削り & バナナの皿の後ろに見えるおばあちゃんのパンケーキの生クリームはすでに重力に負け、だるんだるんになっております。
そう。ぶっちゃけ、一人で食べるには多すぎる量のパンケーキなのです。
おそらく3人で1品頼むのがちょうどよいぐらいの分量でしょう。しかし、僕らの席では3人で3皿分のパンケーキを頼んでしまった!
確かに!
いや、たしかにチョコがふんだんにまぶされたそのパンケーキは非常に美味しそうではある。
パンケーキの存在感…
しかし、バナナや生クリームの主張が激しすぎて、パンケーキは添えるだけの存在になってしまっておるのです。
左手は添えるだけ。桜木花道がいれば、きっと「パンケーキは添えるだけ」と言っていた事でしょう。
バナナはおそらく2本分まるっと入っています。
普通!
実際、パンケーキだけ取り出して、写真を撮ってみましたが、なんの変哲もない普通のパンケーキでした。
なんの変哲もないパンケーキでした!
主役!
このパンケーキの主役は、やはり生クリームなのです!そう思って、一口パクっと生クリームを口に放り込む。
あれ?
そう。こんなにこんもりと存在感を放っている生クリームですが、口に入れるとその見た目とは裏腹に、非常に軽い。
甘すぎず、これだけあっても充分食べられるのではなかろうか?と思える一品!
甘いものが苦手の母も、このクリームはイケると申しておりました。
僕はひょいパクひょいパクと次々とその生クリームとパンケーキ、バナナを口に運んでいき、気がついた頃には…。
完食!
おばあちゃんがもう無理だと残したパンケーキも含め、すべて完食しておりました。
あれだけあった生クリームが、見事にお腹に収まってしまいました。
普通、これだけの生クリームを食べたら、ケーキバイキングよろしく、「もう甘いものは食べたくない…」と思うでしょう?
しかし、僕はまだまだそんな事を思わない状態でした。
なんなんだろう。この不思議な生クリーム。なんでこんなに軽いんだろう。
そんな風に不思議だなぁ〜と、お腹を撫でながら口を紙ナプキンで拭っていると…。
ほぼ!
「俺の分も良かったら食べていいよ」とほぼ半分以上残っているそのパンケーキを、父はご好意とばかりにこちらにさしだしてきました。
ぐぬぅ。
さ、流石に3皿はキツいと思いましたが、食べ物を残す事が出来ない性格の僕は父のパンケーキもサラッと平らげ、残ったグァバジュースで口直しをして終了。
ふう。お腹いっぱいじゃ。
コナズ珈琲東浦和店のメニューのまとめ
そーいえば、メープルシロップが用意されていて、たっぷりとかけて食べることも出来ましたよ。
僕は途中でかけてみましたが、こんなにメープルシロップって甘かったっけ!?って思えるぐらい、パンケーキはあっさりしていました。
うん。本当に生クリーム甘くないんだ。これだけ盛ってあっても食べられちゃうんだ。
ただやっぱり、女性の方やお年寄りにはボリューミー過ぎるかもしれないから、テーブルに1品頼むぐらいが良いかな。
僕はほぼ3皿食べたみたいになっちゃったので、当分のあいだはパンケーキは要らないっす。
あぁ。やっぱりこうなるんだったら、ハンバーガーを頼んでおけば良かったかな。
次回は空いている時を見計らって、「アボカドバーガー1380円」を食べたいと思います。
あなたもぜひコナズ珈琲のカフェが近くにある場所にお越しの時は、パンケーキを頼んでみてくださいませ。そしてこの不思議な生クリームをその口で堪能下さいませ。
コナズ珈琲のメニューがハンパない!パンケーキ食べに東浦和店行ったという話でした。
ではでは、今回もここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
野口明人
…そういえば、午後にこの間、コナズ珈琲の前を通ったら比較的空いていたから、お昼時よりも狙い目かも知れない。
おまけ:親戚の話
本編とは関係ない話なので、コナズ珈琲の情報が欲しい方はここでページを閉じて下さい。
昨日、僕に良くしてくれていた親戚のおばちゃんが亡くなったという報告を受けました。
あまりに突然の事過ぎて、僕はいまだに頭の整理がつかないのですが、もし僕がおばちゃんの体調が悪いと知っていたとしても、何かが変わっていただろうかと考えました。
僕は、ある時から親戚付き合いがうまく出来なくなりました。
心配をしてくれている人もいれば、引きこもりになった僕を腫れ物に触るような目で見てくる人もいて、親戚と言っても様々なのですが、そのおばちゃんは離婚した後も何事もなかったようにさっぱりとした感じで接してくれました。
あぁ。僕の好きな人がどんどん亡くなっていく。
僕は一体何をしているのだろうと自分でも思うんですけど、人が亡くなっていくのはこの世の常。どうしたって、普通の順番でいけば、年上の方のほうが早く亡くなります。
こんな感じで後悔するぐらいなら、もっともっと親戚とも心を開いていかねばならないなと思い、今回の記事を書きました。
僕は外に出れるし、親戚とも関われる。心を塞いでいるのは自分自身で、外側の世界じゃないのだ。
そんな事を引きこもりの僕は書いていて思いました。
過去に囚われる必要はないわ。人生ってそうするには面白すぎるもの
p.81
引用:「リヴァイアサン」ポール・オースター著,柴田元幸訳(新潮社)
そんな事を、この日に読んでいた本に書いてありました。本当にそうだ。
こんなに不思議な生クリームがあるのだから、もっともっと外に出て色んなものを見てこなきゃ。
ではでは、おまけで少々暗い話をしてしまいましたが、お付き合いくださりありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。