自転車で西日本一周を目指して引きこもり脱出の旅25日目。
山口県の角島を目標にロードバイクに乗ってこぎ続けた後、なんとはなしに帰路の道をたどっている僕です。
特に目標もないのでその日の朝に何をしようか決めているんですが、今日の目標は尾道で一泊の予定でした。
ですが、尾道に着いたのがお昼で、あまりにも早く着いてしまった為、やることもなくなりその時の思いつきでしまなみ海道を進むことにしてしまいました。
本来ならば1日かけて行かねばならないしまなみ海道を半日で進んだ結果どうなったのか…。
25日目も背中にソーラーパネルを担ぎながら、ロードバイクで進みますぜ。自転車で西日本一周の旅。いざ、引きこもり脱出!
- 1 旅ブログ:自転車で西日本一周!ロードバイクで引きこもり脱出25日目
- 2 引きこもり脱出ブログ自転車旅編38章:広島3
- 3 引きこもり脱出ブログ自転車旅編39章:しまなみ海道
- 3.1 日本一周自転車名所紹介:尾道大橋
- 3.2 日本一周自転車名所紹介:サイクリングロード因島大橋
- 3.3 日本一周自転車名所紹介:因島大橋
- 3.4 日本一周自転車名所紹介:サイクリングロード生口橋
- 3.5 日本一周自転車名所紹介:生口橋
- 3.6 日本一周自転車名所紹介:サイクリングロード多々羅大橋
- 3.7 日本一周自転車名所紹介:多々羅大橋
- 3.8 日本一周自転車名所紹介:サイクリングロード大三島橋
- 3.9 日本一周自転車名所紹介:大三島橋
- 3.10 日本一周自転車名所紹介:サイクリングロード伯方・大島橋
- 3.11 日本一周自転車名所紹介:伯方橋
- 3.12 日本一周自転車名所紹介:大島大橋
- 3.13 日本一周自転車名所紹介:サイクリングロード来島海峡大橋
- 3.14 日本一周自転車名所紹介:来島海峡大橋
- 4 引きこもり脱出ブログ自転車旅編40章:愛媛
- 5 旅ブログ:自転車で西日本一周を目指して引きこもり脱出の旅25日目まとめ
旅ブログ:自転車で西日本一周!ロードバイクで引きこもり脱出25日目
6時起床!
ども。痔に悩んでる野口です( ̄^ ̄)
今日はめっきり快晴なので、海田総合公園キャンプ場で2夜明かしたけども、先に進みます。予定は尾道で一泊!
さて、朝起きるとまたもや腹が痛い。でもここのトイレはくみ取り式の和式。なので、昨日と同じく坂道を登り洋式のあるトイレへ!
今回は本当にヤバかった。もう出る寸前でした。が、痔のため坂道を登るしかない。
登る度に三途の川が見えました。まぁ、終わった後は天国でしたが。
テントに!
そんなこんなで、テントに戻り出発の準備をするためテントを畳もうとすると、テントにカマキリマンが引っ付いてる。
昨日、虫は慣れたよと言った僕ですが、カマキリサイズの虫にはまだ触れませぬ。
やー!!!と言いながらテントを振り回してみても、テントにカマをしっかり巻きつけているカマキリマンは離れません。
そこで必殺、おにぎりの袋経由で摘まむという技を出すとあっさり離れていきました。
ペダルに!
カマキリマンとの闘いを終えた僕はテントを片付け、さ〜行くかとロードバイクにまたがろうとすると、自転車のペダルにカエルマンが!
「カマキリマンのかたきは私が取らせてもらう」
そう言ってそうな面持ちでずっとペダルに滞在するカエルマン。僕は仕方なく野口ブレスボンバーを口からフッと吐き出し、カエルマンをピュ〜と飛ばしました。
何これ…
カエルマンを倒すと次は…おっと、もう良いか。緑色の見たこともない手の長い虫がバッグについていたので手で払いましたとさ。
そんなことしながら準備し終わると、8時。今日は一山超えて70km の距離の予定だったので、楽勝楽勝なんて考えながら出発。
引きこもり脱出ブログ自転車旅編38章:広島3
いざ尾道へ!
コンビニで旨辛鶏唐揚サンドむすびというおにぎりを購入し、腹を満たした僕は先へ進みます。
広島市!
長らくお邪魔させていただいた安芸郡海田町を抜け、再び広島市へ。
川沿い!
川沿いを走っていると、道は徐々に山の方に向かう。
山に囲まれた!
楽勝楽勝なんて考えていた自分を呪い始める。
東広島市!
東広島市に突入した時にはすでに汗びっしょり。
住宅街のはずなのに!
住宅街なのに、とにかく坂道が長い!角度のキツい坂道も辛いけど、何よりもひたすらに長い坂道は足の休まる暇がないので、辛いのです。
うぉぉおお負けないぞぉー!
と、叫びつつギアを一番軽くしてちょっとずつシャコシャコ進むしかありません。時折車が横を通り抜けて行きますが、あっという間にその姿が見えなくなります。
エンジンってすげぇよ。本当に。
八本松トンネル!
八本松トンネル857m を抜ける。八本松っておそ松くんかよ。
竹原市!
おそ松くんのようなトンネルを抜け、山の上部で平坦な道を進んでいくと、竹原市に入りました。
走りやすーい!
1時間30分ほど坂道も特にないような平坦な道を走る。300m と100m の山を抜けてみましたが体の方はかなり慣れてきたみたいで元気元気。
日本一周自転車名所紹介:三原駅
三原駅に着きました。ここの駅は新幹線が停まるみたいです。それと三原城跡を横切っているらしい。
やっさ祭り!
球形のガスタンクにやっさ祭りって書いてある。楽しそうだ。三原市の祭りみたいだよ。あ、いつの間にか竹原市を抜け三原市に入ってた。
さっきの三原駅も三原市ってことだな。やっさ祭りは、その三原駅を中心に踊るんだってさ。元々は小早川隆景が三原城を築いた事のお祝いで踊ったのが始まりなんだそうだ。
三原駅が三原城の場所だからって事だね。
おや!?
海の向こうに島が見えてきた。もしかしてあれは四国なのでは!?
尾道市!
尾道市に入るとともにしまなみ海道の看板が見えてきた。…ということは、やっぱりさっきのは四国か!
誰!?
尾道市に入ると、途端に街がにぎやかになってきた。看板に23番の背番号をつけたバスケットボール選手がいた。
23番といえば、あれはマイケル・ジョーダンか!
でも、マイケル・ジョーダンってもっと上の方にボール構えるよな…。
とか、通ぶる野口くん。
え?だって、あまりにも早く着きすぎて暇なんだ。
今は12時。ホテルを予約して泊まろうかと思ったのだけれど、どこのホテルもチェックインが16時からなのでまだまだ余裕がある。
うーむ。どうしよう。
流石に尾道は近すぎたか。70km 走ったのだけれど、昨日もテントで1日時間を潰してしまったので今日はもう少し進もうかなという気持ちにもなってきました。
日本一周自転車名所紹介:尾道駅
だがしかし。尾道駅に着いた時に、尾道ラーメンの暖簾が見えてきて、そーいえば尾道と言えばラーメンか!とケータイで有名所を調べて行ってみる事に決めました。
尾道本通り!
ラーメン屋に向かう途中、尾道本通りという商店街を通る。
ベッチャー祭!
ベッチャー祭?うーむ。ベッチャーってなんかで聞いた事があるんだよな。確かNHKの朝ドラ『てっぱん』で出てこなかったっけ?
調べてみるとベッチャー祭とはソバ、ベタ、ショーキーという鬼神が獅子舞と共に練り歩く祭りらしい。病魔退散の神さまなんだってさ。
あの左側の赤くて黒髪の鬼がベタ。それが訛ってベッチャーと呼ばれているのだそうだけれど、やっぱり『てっぱん』の主人公が祖母をベッチャーと呼んでた。
お祭りってのはどこにでもあるものだねぇ〜。
日本一周自転車名所紹介:朱華園
さてさて今回訪ねたのは、朱華園というラーメン屋さん。平日だけどお昼時もあってかかなり並んでた。ネットで調べた通り!行列が出来るお店!
朱華園!
でも、朱華園はかなり回転率が良いらしく、ほとんど待つこともなく中に入れました。
そして、先に食券を買う感じだったので中華そばを注文。
中華そば550円!
ちょっとすると中華そば550円が到着。見た目はかなり普通のラーメン。都内でラーメン食い回っていた僕としてはあまり好きな見た目ではありません。
…が!しかし!
一口、麺を食べた瞬間、ごめんなさいの気持ちがフツフツ湧き上がってきました。
もうね、麺がむちゃくちゃ美味いの!中華そば、こんな美味いの!?ってぐらい美味しかった。尾道ラーメンをなめておりました。
尾道に行ったらぜひ食べてもらいたいラーメンです!
さて、どうするか!
思ったよりラーメン食べるのに時間がかからなくて、時刻は13時前。
ぶっちゃけ、暇だ。
よし!
どうしようかなって考えてたんですが、なんかホテル代払うのがもったいない気がしてきて、よし!先に進んじゃおう!と決意。
いざ、しまなみ海道へ!
引きこもり脱出ブログ自転車旅編39章:しまなみ海道
いざ四国へ!
しまなみ海道とは、西瀬戸自動車道という本名があるらしいのだけれど、今では公募して決めた瀬戸内しまなみ海道と愛称で呼ばれる道です。
本州と四国を結ぶ連絡道路は3つあるんですが、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶルートがしまなみ海道。サイクリングロードとして非常に人気の高い道なのです。
そのしまなみ海道を渡ればいよいよ四国へ上陸。って言ってもこのしまなみ海道がかなりの難敵らしく、ネットで調べた限りでは1日かけて通るぐらいの予定でいたほうがよいらしい。
…もう半日終わっちゃってるよ。
まぁ、でも70kmほどの道のりだからね!午前中に走った距離をもう一度走ると考えれば行けるっしょ。ママチャリじゃなくて、ロードバイクだしなんとかなるっしょ!と前向きに考えた。
ただ、ここからはナビが全く役に立たなかった。どういう道のりを選択しても、フェリーに乗せられてしまう。
なので、町の地図を便りに進んでみることに。よく調べて来なかったから入り口がなかなかわからなかったんだけど、どうやら尾道大橋という所から入るらしい。
日本一周自転車名所紹介:尾道大橋
でも、その尾道大橋はナビでは車専用になってる。高速に乗せられたら大変。
自転車10円!
まぁ、考えても仕方がないので、とりあえず行ってみると有料道路の標識に自転車料金が書いてあった。
自転車10円。
大丈夫か!?
おお!ここ進んで大丈夫なんか!と、恐る恐る坂道をぐるぐる回って、橋の前に立つ。とりあえず進んでみることにしよう。
おお!
しばらくすると、自転車はコチラ的な看板が見えたのでひとまず安心。
お金を払い、橋を渡る。
日本一周自転車名所紹介:サイクリングロード因島大橋
尾道大橋を渡りきると、看板にサイクリングロード因島大橋7.2km というのが見えてきた。
今治73km!
地面には今治73km と書かれている。なるほどこういう感じで橋を途中にはさみつつ、尾道から今治まで行くわけか。了解しました!
快適!
しまなみ海道はサイクリングロードとして人気なのもよく分かる。すごく走りやすい。景色も素晴らしい!
ほら!
海沿いをずーっと平坦な道が続いているっしょ!チャリダーとしてはこれは本当にありがたい。今までのチャリの道の中で一番漕いでいて楽しいかも。
そして!
時折見せる、こういう赤い橋とか…
デカい!
こういうデカい橋が素晴らしいアクセントになっているのですよ!
…とか思っていたら!
急に左折しろと看板が出てきた。
あれれ!
海沿いの道はもう終わりかな…?
料金所っぽい!
ほほう。もう7.2km 走ってしまったということか!だいぶ早いな。楽しいと時間はすぐに過ぎていくね!
サイクリングロードマップ!
サイクリングロードのマップがありました!こういう感じで通っていくのですね、了解!
ぐるぐる!
橋付近になるとぐるぐると坂道を登らされる!うおぉおおお!!
橋は上に架かっているからね、登らにゃいかん。
うおぉおおお!!!
日本一周自転車名所紹介:因島大橋
因島大橋(いんのしまおおはし)です。素敵なんじゃ〜。
入り口!
自転車や二輪車、歩行者は自動車とは別のところから入ります。
アトラクションっぽい!
なんか、遊園地のジェットコースターを待つ場所っぽいね!
自転車50円!
ちょっと写真が暗くなってしまいましたが、自転車と軽車両はともに50円と書いてあります。
ん?
こんな感じの道に通されました。おや?これが因島大橋?
うぉぉおお!
これ、頭の上を自動車が通っているんだよ!その下を自転車や歩行者は通るわけだ。橋の構造ってすげぇ!
なげぇ!
楽しく走っていると、歩行者の人ともすれ違いました。橋を走っている感じが全くしない!なんか近未来に来たなって感じです!
横を見れば!
そこには海が広がっております!これは瀬戸内海なのかな?ぶっちゃけ、高所恐怖症なんてちょっと怖いっす。
チャリーン!
因島大橋を渡り終わると、料金投入箱が用意されておりました。なので50円を投入!チャリーン。…自転車だけに。
ご利用ありがとうございます!
日本一周自転車名所紹介:サイクリングロード生口橋
因島大橋を降りてくると次の目標場所、サイクリングロード生口橋が示されていました。あれ?でも青い方の看板には10.3km ってあって、白い看板には9.2km ってあるけど1.1km の誤差は何!?
ま、いいか進んでいこう。
南国っぽい!
なんか途端に生えている木が南国っぽい感じになってきた。しかも恐竜までいる。
恐竜!
あの恐竜、相当大きくないか?もしかして原寸大かな。
あの下が公園っぽいんだけど、あれだけ大きいとあそこで遊んでいる子供達的にはデカすぎて足しか見えないのでは…。
ん!?
なんだろうあれ。モアイ像っぽいのあるけど。
カオスだっ!
手前に七福神っぽい神さまが野外ライブの観客みたいに拳突き上げて、それを真顔でじっと見つめるモアイ像3体。一体これは何を示唆しているのか。
真顔がとまらない!
色んな道通るな!
今回の生口橋までの道は海沿いだけだった因島大橋とは違って、民家の間も通っていく。
一本松!
本日2回目のおそ松くんっぽいやつ。一本松!と書かれた石碑と見事な一本松が突然現れたのでカメラをパシャっ。
ローソン!
途中にローソンがあったり…
ダイソー!
100円ショップのダイソーがあったりしました。サイクリングロードって気がしません。
そのとおり!
「やめましょう、人の心に傷つく言葉」
尾道市
…サイクリングロードって気がしません!
あっという間!
サイクリングロードって気がしないうちに残り1.1km になりました。
料金!
生口橋の料金も50円みたいです。…結構これ小銭がかさむな。
うねうね!
因島大橋はぐるぐるでしたが、生口橋はうねうねです!
絶景展望広場!
途中、絶景!展望広場と書かれていた場所がありました。
なのでここから生口橋を撮ってみましょう。
日本一周自転車名所紹介:生口橋
生口橋!ちょっと雲が多くて残念な写りになっちゃっているけど、たしかに絶景!
生口橋の上!
生口橋は因島大橋と違って橋の上を通ります。大橋と橋の違いかな。
海!
やっぱり横は海です!今度はなぜかあまり怖くありません。曇っていますが綺麗です。
料金所!
生口橋の料金所が現れました。
チャリーン!!
50円をチャリーン!パート2です。…自転車だけに!!
監視カメラ作動中って言葉が主張しております。やっぱりお金を入れない人もいるのかな。
…いや、賽銭泥棒対策か!?
日本一周自転車名所紹介:サイクリングロード多々羅大橋
さて生口橋の料金を払い終えると見えてきたのはサイクリングロード多々羅大橋。距離は15.2km と書いてある。
しかし、ここで疑問なのが青い看板には右が多々羅大橋と書いてあるのに、白い看板には左が多々羅大橋と書いてある。またもや白看板と青看板の不一致である。
…うーむ。どういうこっちゃ?
ま、とりあえず自転車のマーク書いてあるし、左を進みましょう。
な、なんじゃありゃー!
ポキっと折れている!あれはあーゆーモニュメントなのか!?それとも折れちゃったのか?ってか、折れている白いのはなんだ!
今治50km!
とりあえずあれが何なのか全くわからなかったけれど、地面を見ると今治まであと50km と書いてあった。時速20km で走れば2時間半ぐらいで着く。
現在の時刻15時。ギリギリ日没前にたどり着けるかな。先を急ごう。
サイクリングロード!
この道はサイクリングロードを用意してくれている。…でも、このゴツゴツしたタイルじゃないほうが嬉しいんだよなぁ。
ということで!
結局、車道側を走っています。右に見えるのは大正川という川らしいです。海みたいに広いけど、川です。
再び南国!
またもや南国っぽい木が立ち並んでおります。これを見ると熱海を思い出すなぁ〜。もうあれから3週間経っているのか。思えば遠くに来たもんだ。
見えてきた!
しばらく南国のような道を漕いでいくと、見えてきました多々羅橋!
これがあるという事は…
有料道路!
そう。有料道路です!今回は更に値上げして100円になっておりました。これ、入り口は10円だったのに50円、100円と徐々に値上げしていくシステムは日本の消費税のようです。
もうここまで来てしまっては嫌とは言えません。最初が10円って所がミソだね!
国産レモン発祥の地!
あ、そういえば入り口の所に石碑が建っていて、国産レモン発祥の地〜せとだ・エコレモン〜と書かれておりました。
明治からレモンの栽培が行われていたらしいよ。でもレモンの輸入自動化によって壊滅的なダメージを受けた昭和39年。
ほとんど伐採されてしまったらしいけど、その後の海外のレモンの農薬の問題で、国産レモンが見直されていち早くレモンの産地として復活を遂げたのだそう。
今では皮まで食べられる安全性でエコレモンと呼ばれているという。
こういうの読むの、まじで面白い。瀬戸内と言えばレモンのイメージ強いもんなぁ〜。レモンのお菓子美味しい。ありがとう、せとだレモン。
日本一周自転車名所紹介:多々羅大橋
さて、レモンの話の後は、いよいよ多々羅大橋を渡っていきます。この多々羅大橋は国内最長の斜張橋なんだってさ。
斜張橋とは、あの棒みたいなのから糸が出てるでしょ?あーゆー形の橋を言うんだって。一種の吊橋らしいよ。
この橋が出来た当時は世界1位の長さだったそうだ。そしてこの橋では、多々羅鳴き龍現象というものが体験出来るらしいが…。
別れ道!
今回は、軽車両と自転車が別れておりました。僕は自転車なので右の道を行きます。
多々羅大橋料金所!
今回も橋の上を通るみたいですね。多々羅大橋の料金所はスタート地点に設置してありました。今までは渡ってからお金入れるシステムだったけど、やっぱり100円という大金になるとしっかりしてまんねん。
いざ、多々羅大橋!
よっしゃー、100円分しっかり堪能するぞ!
多々羅大橋を走り始めると目の前から原付きがブンブンこっちに向かってくる。…こえぇ。原付きは反対側をお渡りくださいって書いてあったのに。
とりあえず、原付きが通り過ぎるのを松たか子。
改めて!
よし、誰もいない多々羅大橋を独り占めするよ!
見よ!
見よ、この圧倒的過ぎる景色を!
日本が島国っていうのを実感できるね。海に囲まれている国なんだよね。ジパングなんだよね。マルコ・ポーロさんはこういうのを船の上から見たんだろうね。
ヘリだ!
海上自衛隊のヘリが橋の上から見えたのでパシャっと撮影。
あんなに狭い場所に停まれるのすげー!って思ったけど、なんかプロペラが木の間に入ってない!?あれってどうやって停まったんだろう。
停まった状態の所にプロペラを装着しないと、あーはならないよな。
ってか、あれ空飛んだら、木がちょん切れるのではなかろうか。しまなみ海道の七不思議。
橋の真ん中にある棒みたいな所で手を叩くと、音が龍のように上に登っていく不思議なことが起こるんだってさ。ま、いいか。また今度来た時に試すとしよう。
日本一周自転車名所紹介:サイクリングロード大三島橋
多々羅大橋を渡り終え、写真もたんまり撮ったら、次に現れたのはサイクリングロード大三島橋。5.2km だそうです。
最東端!
「チャリ&人間の皆さん、ここは大三島、最東端の上浦町甘崎です」って書いてあったけど、一瞬なんの最東端なのかわからなかった。
調べてみると大三島の最東端なのだそうだ。
言ったもん勝ち!
島!
なんかここらへん、ゲームの世界みたい。本当に海にぷかぷか島が存在しているよ。どこから登るんだろうあの島。
お気づきだろうか!
さて、こうしてぐるぐると登っているという事は…。
日本一周自転車名所紹介:大三島橋
そう。サイクリングロードを走り抜けもう大三島橋に着いたのである。まぁ5.2km だからね。近いよね。
今までと橋の感じが違うね。ってか、水の色が綺麗だね!
眩しい!
そろそろ夕日が眩しくなってきた。もう時刻は16時。早くしないと。
重要な事に気がついた!
このマップ、右下に愛媛県って書いてある。…いつだ。いつ広島県を抜け、愛媛県に入ったんだ!?県境、見逃したー!
調べてみると多々羅大橋の途中が県境らしいよ。色々と多々羅大橋には忘れ物をしてきてしまった。戻ることも考えたけど、時間がないので先へ進もう。
大三島橋は50円!
大三島橋の料金所では自転車50円でした。多々羅大橋が100円だったのは、やっぱり距離が長かったからかな。この値段設定は距離に比例するのかも。
さっきマップで確認したら、しまなみ海道の橋も残り2つとなりました。料金の方はどうなっているんだろう。楽しみ。
328m!
あれ、なんか左側を車が走って、右側をチャリが走るようになってる。
贅沢!
こんな贅沢な道の使い方をさせてくれるなんて、大三島橋はチャリダーさんに太っ腹だわ〜。
大三島橋の上から!
どの橋の上も景色がとにかく綺麗だわ。…それにしても太陽が沈みそうで怖い。今はまだ明るいからいいけど、暗くなった橋の上とか洒落にならんぞ。
早く先に進んでおこう。
大三島橋ど真ん中!
とりあえず記念にパシャっと。なんとなく小ぶりな橋でした。でもこういう一定間隔の模様を見ていると天井が落ちてきそうで怖さを感じるんだよね。
うん。先へ進もう。
日本一周自転車名所紹介:サイクリングロード伯方・大島橋
サイクリングロード伯方・大島大橋は3.3km だそうです。
伯方?
あ!伯方の塩の伯方か!
ま、伯方の塩って、伯方で取れた塩じゃないんだよね。メキシコとオーストラリアの原塩を使っているのだよ。
…というのも、今じゃ塩はどこでも売られているけど、当時は塩は貴重で色々と制約があってだね、今のJTの前身である日本専売公社が色々と塩の作り方みたいなのを制限してたのだ。
そして唯一許されたのがメキシコとオーストラリアの原塩を利用する方法だったのです。
「『伯方の塩』は伯方で作られた塩という意味ではなく、伯方の塩田を復活させたいという当時の消費者運動の思想から生まれたもの」なんだってさ。
今ではメキシコやオーストラリア以外にも選べるんだけど、伯方の塩はこだわりを持って使い続けておるのです!
以上、豆知識でした。今でも昔のお店とかの看板には「塩あります」って書いてある所があるので、それを見た時に気になって調べた知識でした。はい。
今治まで30.0km!
またもや、白看板と青看板の距離の差があるけれど、こっちでは伯方・大島大橋まで4.0km になってる。なんでなんだろう。
まぁとりあえずは今治までは30km!
元気が出るハウス!
元気が出るハウスという所を発見!ここ、マジで元気が出る!
なぜかと言えば…。
天然水無料給水所!
近くに天然水無料給水所があるのです。正直、喉カラカラだったんだぁ〜。本当にありがとう。元気が出るハウス!
補給!
存分に飲ませて頂いたあとに、ペットボトルにも入れさせていただきました。
マジでありがたい。
ワオーン!
ど、どしたんや。ローソンの前にわんこがむっちゃいる!首輪も繋がれていないのに、めっちゃおとなしい。
ちょっと頭をなでて、先へ進みます。
来ました!
またまたやってきましたよ。この看板が見えてきたという事は、もう橋も近い!
50円!
伯方・大島大橋は50円だそうです。これが相場なんだな。10円や100円が異例だっただけなんだな。
日本一周自転車名所紹介:伯方橋
今回は伯方橋の全貌が見渡せる場所がありませんでした。急に現れた伯方橋。全長325m だそうです。
渡ります!
それでは伯方橋を渡らせていただきます。
ヤバい!
ついにお日様が山の上にかかってしもうた。物悲しい風景が襲いかかってくる!
哀しい!
綺麗なはずなのに、なぜか儚げな風景。
日本一周自転車名所紹介:大島大橋
突如、大島大橋の看板が現れました。伯方橋とつながっているんですね。だから伯方・大島大橋って書かれていたのか!
全長は840m だそうです。伯方橋が325m で合計すると1165m のはずなんですが、伯方・大島大橋の全長は1230m になっておりました。
増えた65m は一体どの部分なんだろう。ん?今、僕が存在しているここがそうなのか。
ここは伯方・大島大橋です!
説明書きが橋に書いてあった。
大島大橋は日本で初めて補剛桁に箱桁を採用した吊橋だそうです。桁は自動車の車道、鉄道の軌道を支える部分だそうで、特に吊橋に使われる時は補剛桁と呼ばれるんだってさ。
その部分を箱桁にしたのが、この大島大橋が初めてだってさ。箱桁はネットで画像検索してくだされ。まんま箱型の形した鉄柱みたいなやつだ。
工事現場とかでよく見そうなやつ。
それよりもですよ。今までサクサクっとサイクリングロードを抜けてきたというのに、次の来島海峡大橋まで17km が一番長いじゃないか!
最後にラスボス待ってたわ!
大島大橋の全貌!
料金所でお金を払って、橋を降りた後に、入り口では橋の全貌の写真を取れなかったので、振り向いて大島大橋をパシャっと撮ってきましたぞ。
長い!
意外と長くて、写真のフレームに収まらずにビックリ!名前通り、大橋でした。
日本一周自転車名所紹介:サイクリングロード来島海峡大橋
さて、大島大橋の写真を取り終えて、いつもの通り最初の白看板を見たのだけれど、来島海峡大橋まで11.5km って表示されていた。
あれ?さっき17km ってみたんだけど、一気に5km ぐらい縮まっちゃった。
まぁ、近いことには困らないので進むとしますか。日も暮れちゃうしさ。時刻は16時50分。
鳥を撮り!
岩にポツリと止まる鳥さんもなんとなく淋しげです。
え?伝わらない?
ほら!
こうやってズラしたらどうだろう。
あ、そうそう。カメラを取る時にさ、グリッド機能ってあるでしょ?画面に2本ずつ線がはいって9分割っぽくしてくれるやつ。
あのグリッドの交差している部分に被写体を持ってくると写真が上手く見えるらしいよ。
今までの写真もところどころ、被写体をそのグリッドのクロスしている所に合わせて撮っているものがあるので、興味があればぜひ過去のアルバムの方を御覧くださいませ。
あ!
そんな事をしている場合じゃなかった!あたりはすっかり太陽の光が届かなくなって来ている。
それになぜか、坂道が多い!
漕ぐぜ〜、超漕ぐぜ〜!
石文化運動公園!
石文化運動公園を通り過ぎます!
ごめんよ、魚くん。君を詳しく見ている時間がないのだよ。
うぉおお!
太陽が沈む!うぉおお!太陽に吠えろ〜!わおーん!
見えた!
遠くの方に来島海峡大橋の姿が見えてきました!夕日をバックにかっちょいい!
最後の!
よっしゃー!この看板が見えたという事は、きっと最後の料金所だ!暗くなってきたせいか、カメラの写りがめっぽう悪い。
日本一周自転車名所紹介:来島海峡大橋
来島海峡大橋のふもとまでやってまいりました!こちら世界初の3連吊り橋として有名でございます。
全長は4105m でさっきの看板に書かれていた17km と11.5km の差の意味がわかりました。
橋が長い!!
ぐるぐる!
本日最後のぐるぐるです!しまなみ海道最後のぐるぐるです!
なんだか感慨深いものがあります。
お月さん!
ぐるぐるを登り終えて振り返ると、そらにはお月さんが上がっております。そして僕は再び来島海峡大橋を振り返る。
圧巻!
僕はしばらく息を呑み、その場に佇んでおりました。なんと綺麗である事か。今まで漕いできたしまなみ海道のラストにふさわしい橋であります!
渡るでぇ!
ほとんどこの暗さでは橋を渡る歩行者や自転車はいないようなので、貸切状態でまっすぐ進ませていただきます。
ボー!
橋の上からでも聞こえる、船のボーッという音。様になっております。僕のゴールに対するファンファーレのように聞こえます!
勘違いです。すいません!
てか!
来島海峡大橋、本当になげぇ…。橋を渡る前と渡った後では、周りの暗さが全然違う。もう完全に夜だわ。
写真だと明るく見えるけど、結構怖いっす。チャリで風ビュンと吹くと身体持っていかれそうになるし、周り超暗いし。
読み方がわからん!
料金所にたどり着きましたが、いまいち読み方がわからなかったので、一番高い200円を入れておきました。それだけの価値はあった橋だったし。
馬島って一体どこの事を言うんだろう…。
暗っ!
もうこの頃は海には恐怖しか感じませぬ。太陽って本当にすごい元気をくれていたんだなぁ…。
橋カーブ!
今までまっすぐだった橋も、来島海峡大橋に限り、カーブもします!
近未来!
そのカーブの途中で下を覗くと、なんか近未来都市のような風景が見えたので写真撮りました。こういうの大好きです。
恐竜のロボットが蠢いているみたいだ!
ありがとう!
ありがとう、来島海峡大橋!
引きこもり脱出ブログ自転車旅編40章:愛媛
しまなみ海道終了!
さて、来島海峡大橋を降りると、いつものようにサイクリングロードの距離が示されていました。今治まで6.5km。
本来ならばそこまで走ってしまなみ海道なのでしょうが、僕はすっかりお腹が減ってしまっておりました。
それに、今日泊まる場所も探さなければならないし。ホテルに泊まろうとも思ったのですが、ケータイで予約サイトを見てみるとこの時間からの予約は結構厳しく、空いている所も値段が高い。
うーむ。どうするか。
今治5km!
それにしても今治市って言ったらタオルしか知らんのだけど、何が有名なんだろう。
やっぱり瀬戸内海付近だから海鮮系が美味しいのかなとも思いましたが、今はなんだかガッツリ食べたい。
とりあえず付近検索をして、ハッピープラザというところへ向かう。
日本一周自転車名所紹介:中華料理龍鳳
そのハッピープラザという商業施設で偶然見かけた、中華料理龍鳳というお店で食べることにしました。
龍鳳ランチ1300円
とにかく腹が減って仕方がなかったので、定食の中で一番高い龍鳳ランチ1300円というのを注文。ゴージャス!
エビフライや唐揚げ、八宝菜や酢豚などなど盛りだくさんです。
中華大好きなので、非常に美味しくいただきました!満足満足。
なんか最後の方は寂しくて仕方がなかったけど、光のある所で、人がいて、お腹一杯食べられる事って本当に幸せなんだなぁ〜って思いました。
コインランドリー!
さて、中華でお腹いっぱいになった僕は、龍鳳に併設されていたハッピープラザ内のコインランドリーに行きました。
ここんところずっとテント暮らしだったので、着替えを洗濯しないといけなかったのでね。
洗濯!
よーし、洗濯物をガッツリ洗うぞ!
500円!?
地元のコインランドリーはほとんどが200円で、考えてみればこの旅でずっとホテルで洗濯をしていて、ここらの相場を知らない僕はその500円という値段にビックリしました。
そうか。洗濯するのもワンコインごっそり持っていかれるのか。
僕はそのショックが相当答えたのか、自分の洗濯物がグリングリン廻るのを眺めながら、イスに座りウトウトしてしまいました。
気がつけば21時。
結構温かいから、コインランドリーで眠れたら良いのだけれど、監視カメラもあるしそうはいかないので、洗濯物を取り込みながら、とりあえず検索。
するとすぐ近くにキャンプ場があるみたいなのでそちらへ向かう。
日本一周自転車名所紹介:大角海浜公園キャンプ場
大角海浜公園キャンプ場は愛媛県最北端にある公園らしいです。自然と人工の調和が保たれたという売り込みの通り、目の前がすぐに海で、そこにポツンと光が照らされておりました。
水もあるし、トイレもあるし、とりあえず今日は眠れるな。
波の音を聴きながら!
僕は途中のコンビニで買ってきた、飲み物をグビッと飲み干し、チョコレートで身体を癒すのでした。
ではでは( `ー´)ノ旅ブログ:自転車で西日本一周!ロードバイクで引きこもり脱出25日目はこんな感じでしたぞ!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
野口明人
旅ブログ:自転車で西日本一周を目指して引きこもり脱出の旅25日目まとめ
本日の走行距離
164.127 km
本日通った道はコチラ
https://www.a-trip.com/tracks/view/117621
本日の写真はコチラ
https://www.facebook.com/pg/EMOTIONBRAINZ/photos/?tab=album&album_id=2906722486045977