『The Catcher in the Rye』これ…村上春樹は好きだけれどそれでも。

The Catcher in the Rye

The Catcher in the Rye


著者:J.D.サリンジャー
翻訳者:村上春樹
出版社:白水社(ペ-パ-バック)
出版年月日:2006/4/1
ページ数:361ページ
ISBN-10:4560090009
『The Catcher in the Rye』レビュー
4.8 管理人の総合評価
読みやすさ
為になる
何度も読みたい
面白さ

村上春樹の翻訳した、「The Catcher in the Rye」を読んだ。

スポンサードリンク

ライ麦畑で捕まえては傑作なのか?

はっきり言うと、好きじゃない。何が好きじゃないかと言われれば、自分でもはっきりとはわからないのだけれど、主人公の性格が嫌いなのか、この文体が嫌いなのか、とにかく読んでいていけ好かなかった。

前評判としては、ライ麦畑で捕まえては青春小説として傑作だと言われていたのだけれど、とにかくこの主人公の感じがどうも自分には同調できなかった。

アマゾンには何百ものレビューがあったので、ちょっと読んでみると、年を取ればとるほど読み返したくなる本なのだそうだ。

僕にはまだ理解出来ない領域なのかもしれない。

村上春樹はとても好きな作家なのだけれど、この作品は好きではなかった。この作品の原作が悪いのか、それとも翻訳の仕方が僕には合わなかったのか、それを確かめるためには野崎孝の翻訳のほうも読んでみないとダメだな。

ただ、こんなに文句を言っているけれど、気に食わないだけで、読みづらいわけではないです。するする読めます。そこはストーリーの面白さなのか、分のリズムなのか、流石でした。

この話はつまり、少年なりの大人社会への批判を黙々と語っていくストーリーで、はみ出し者の叫びなんだけども、ここでまたアマゾンのレビューを読んで気が付いた。

僕がどうもいけ好かないのは、同族嫌悪というやつなのだ。

僕もこの主人公が語っているような事を考えていたりした。若い時に誰もが抱く、不安や新しい世界への批判などがザクっと胸をえぐるように描かれている。

そう考えると、J.D.サリンジャーという作家は流石で、この作品が傑作と言われるのも、そうそう否定は出来ないなと思った。

そんな感じで、昔の事を思い出しながら読んでみると、もしかしたら涙を流せる作品なのかもしれません。

にゃんこ先生
ま、似てる人間はいけ好かないってやつだろうにゃ〜

スポンサードリンク

コメントを残す