四国で歩き遍路7日目、幸せは何か。平和とは何か。ライダー変身

『歩き遍路7日目』です。お孫さん達と遊びつつ、平和について考えるとか言う高尚な気持ちになった1日。

そして今日は僕が小さな頃から好きだったアレの驚くべき事実が発覚したのです…。

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歩き遍路7日目。カマキリが僕を待ち構えていた…

歩き遍路7日目-1

朝起きて痔との闘いを終えると、カマキリが扉に止まっていました。

うおー。

扉が開けられねー!虫に触れない僕は、仕方なく寝ている母屋に戻る事を諦め、風景を眺める。

歩き遍路7日目-2

天気はここに来て初めての快晴。遠くの山もよく見える。

気持ちいいなぁ。さー、みんなで朝ごはんだ。その間にカマキリもどこかへ旅に出てくれるだろう…。

たぶん…。

徳島では山芋に出汁をかけて食べる

歩き遍路7日目-3

毎回、ここでは自分が好きなだけ自分でご飯をよそうというのがルール。

僕がいつものように山盛りに盛ろうとすると、お孫さんに注意される。

そんなに盛ったらいかんよー。

ん?

どうやら山芋をご飯にかけた後、出汁を入れグルグル混ぜるみたいで、その時に大盛り過ぎるとこぼれてしまうんだそうだ。

歩き遍路7日目-4

いりこでとった出汁を入れ混ぜたご飯はズルズルズルっとお腹に入り、僕は3杯おかわりした。

むちゃくちゃ美味い。これは家に帰ったら家族に教えてあげよう。

消化もよいらしいし。

鳴門金時の選別をする

歩き遍路7日目-5

ご飯を食べ終えると、仕事を始める。先生は鳴門金時の皮むきをし、僕は皮をむく鳴門金時の選別をやらせてもらった。

お孫さん達はむき終わった鳴門金時を茹でるためのカマドに火をつける仕事を手伝い、煙と闘っていた。

あ。そーいえばこのブログで僕の全身が写るの初めてかもしれないな(笑)

あねさんが写真撮ってくれてた。

仕事を終えると元気いっぱいなお孫さん達と遊ぶ

歩き遍路7日目-6

僕に懐いていてくれた1番下のお孫さんは煙で目が痛くなったらしく、僕の元にやって来たので、一緒に鳴門金時の選別を手伝ってもらった。

働くって楽しいなー。と、小さな軍手をつけて仕事をしていたのがえらく可愛かったな。

仕事をひと段落すると、僕が寝ている母屋で組み体操をしたり、トランプをして遊んだ。

何かにつけて、僕の膝の上に乗ってくる1番下のお孫さんをみて、親子ザルみたいだと奥さんは笑っていた。

孫の可愛さの破壊力、おそるべし。

お昼に秋刀魚を食べ、お散歩。そして山を降りる

歩き遍路7日目-7

お昼には秋刀魚を食べた。お孫さんが秋刀魚を残して早々に外へ出て行く。

秋刀魚たべられないのかな?と思っていると、魚大好きだけど、にーちゃんと早く遊びたいけん。と言ってた。だいぶ気に入られたのだな(笑)

帰るまでの時間に手をつなぎながら山を探検。僕が知らないような植物の知識や虫の知識を沢山教えてくれた。

帰る準備が出来たので、奥さんは子供達を連れ車に乗り込む。出発ギリギリまで手を離さぬお孫さんに心を奪われる。

嵐の後の静けさ。先生は、ふー、と一息つきやっとうるさいのが帰っていったと笑っていた。

縁側に座り一息つくと、小鳥が1羽、静寂を待っていたかのように水浴びをしに来てた。

鳴門金時と敵を作らない話。

歩き遍路7日目-8

炊き上がった鳴門金時を干しに先生と2階に上がる。仕事を手伝いながら今日も講義を受ける。

ワシはな、若い頃は結構人と衝突する事が多かったんよ。血の気が多いというかな。

間違った事が嫌いじゃけん、違う事は違う。と、人とよう争っていたんよ。

でもな、歳を取るたびに、その力もなくなってしもうてな、人とぶつからないようにするようになった。

向こうから人が歩いてきてな、昔のワシは道を譲らず人にぶつかってよう喧嘩してたんじゃが、それをな、人が見えた時にゆらーりと道を開け、譲るようにした。

そしたらな、不思議とペコリと向こうも頭下げよるんよ。こりゃー不思議じゃなーと思ってな。

それからワシには敵がいなくなったんよ。人から見ればどんなに悪く見える人でもワシはちゃんと相手を認め対応する。

なんであんなやつと関わるん?とか聞かれたりな、先生、そのうち変な事に巻き込まれるでーとか言われたりするけどな、ワシはその人をみて、どんな人でもそれ相応に対応するんよ。

世の中には差別する人がよーさんおるけー、ワシは差別じゃなく区別をするんじゃな。

この人には2割、この人には6割、この人は8割と人との距離を測りながら接する。そうするとな、いざこざも起きんのよな。

でも0だったり10割では接しない。相手を認めなかったり、相手に依存したりするといざこざに巻き込まれるんやな。

だから、その人を認め、話をし、測りながら接する。そうするとな、人から差別を受け、人に対して攻撃的な人でも心を開いてくれるし、敵も作らん。

常に中立。そうすると不思議とワシに攻撃してきたやつがおっても、なぜかワシの周りが怒ってくれて、ワシには怒る必要もなくなるんよな。

まー、ワシは周りが怒るような出来事でも、お天道さんが修行の機会を与えてくれたんやなと考え、怒りも湧かんのだけどな。

その話を聞き、僕は自分の過去を振り返ってみる。確かに自分の主義主張を通そうと意地を張ると敵が出来、相手に怒りも湧いてきてしまう。

相手を認め、心の中に主義主張を持っていれば、世間に惑わされることもなく、世間に怒りもなく、平穏に暮らしていけるような気がした。

敵をつくらない。

これからはそういう生き方が出来るようにしていこう。

その次の日、干していた鳴門金時の大半がハクビシンに食べられてしまい、先生はハクビシンを目の敵にしていたけども…。

温泉入りに香川県。温泉とヒーロー。

歩き遍路7日目-9

仕事を終えた先生と僕は車に乗り、温泉に向かった。

先生と話をしていると、学生運動をしていた時代の話を聞いた。

赤の時代。

先生は平和主義者。特に決まった信仰を持つわけでもないし、推している政党もない。その時その時で間違ったものは間違っていると思い、正しい部分を取り入れる。

僕は資本主義や共産主義、社会主義などを学び、1番幸せに近く皆が平等に生きていけるのはマルクスの考えた共産主義プラスアルファーだと思っている。

まー、人間の本能がある限り、実現しないんだけどさ。資本主義の向上心を取り入れた共産主義みたいなものが良いと思うんだ。

マズローの欲求五段階説に六段目の欲求があったように、競争し、成長し、ある程度行ったら分け与える。そーゆー社会が1番いいんじゃないかな。

とか何とか話しているうちに、好きな色は赤だとか、昔からヒーローでも赤が好きだったとか仮面ライダーが好きだとかの話になった。

そしたら、先生の口からすごい言葉が。

あの俳優さんおるじゃろ。あれ、ワシの幼馴染なんよ。

!?!?

ま、マジですかー!(ある事情から名前は出さない事にしとく)

僕はこのお遍路に出る前に父にテレビ番組を録画した物を見せてもらった。そこでは確かにその俳優さんは四国で生まれ、小さい頃からお遍路と近い所で過ごしていたと言っていた。

僕が小さい頃に憧れていた人。その人が幼馴染ですと!?

僕はそれから先生の話に夢中になり、気がついたら家についていた。

人間が抱くテレビに映っている人のイメージって、現実とすごいかけ離れているものなんだなぁ(笑)まさかあの人が小さい頃は…。

歩き遍路7日目-10

あ、そーいえば温泉はベッセルという所に来たよ。

海沿いの温泉で昼間にきたら淡路島とかが綺麗に見えるのだそうだ。露天風呂から先生が丁寧に説明してくれた。

歩き遍路7日目-11

温泉の値段は忘れたけどかなり広い場所だった。

歩き遍路7日目-12

帰りしなに食べた丸亀製麺の醤油おろしうどん。相変わらず美味い。

これを食べながら、僕が憧れたヒーローである幼馴染の小さい頃の話を沢山してくれた。

お腹一杯で小屋に戻る。

平和について考える

歩き遍路7日目-13

小屋に着くと、あねさんが帰ってきてました。持っているものはポポーという果物。

僕はアケビかな?とか思っていたのですが、アケビとは違う甘い香りで、食べてみるとなかなか美味しい。

歩き遍路7日目-14

きのこハウスで買ってきたお菓子などを食べながら今日も夜の講義をする。

きのこハウスは障害を持った人達が自立できるように支援する施設。

なんかさ、アベノミクスで経済が上向きになったとか言うけどさ、それは数字の上だけで、実際に働いている人達は実感がないと言うのが実情なんじゃないかと思うんだ。

稼いでいるのは上の方にいる一部の人間だけ。まー、それが資本主義なんだけど、それで本当に世の中が平和になるんだろうか。

平和。

平等な和っか。

地球上にいる人間全てが手をつなぎ大きな和を作るとしたら、背の低い人や高い人、それぞれが相手の事を想って、肩の高さを合わせると思うんだ。

そうじゃなきゃ綺麗な和にならない。もちろん人それぞれ個性があり、色々な人がいても良いと思うけどさ、その差によって自分が正しいだとか、お前は違うとか戦争を始めちゃったら意味がない。

なんで人間は歴史から学ぶことが出来ないんだろうね。

ま、歴史では共産主義は失敗してるんだけど。

でも、そろそろ1つの島に2つの国が治める所があったっていいと思うし(領土問題)、核の保有数を競って国が貧しくなるよりも、武器を全部捨ててガンジーのような無抵抗主義で相手と接する国があってもいいと思うんだ。

全裸で立っている民を撃ち殺す国があったら、もうなんというか人間じゃないんじゃないか?と思う。人間の心を信じて、武器を持たない国のあり方だってあっても良いよな〜。

武力によって手に入れたものは必ず武力によって滅びる。

栄枯盛衰。

相手を想い、違いを認め、平和に生きていく。そんな世界が僕が生きているうちにやってきて欲しいな。

歩き遍路7日目まとめ

いやー、今日もとにかく濃い1日だった。徳島での生活は驚くことばかり。

ここに来たのも何かの縁。

学べる事を沢山吸収していこう。そして、吸収するだけじゃなく、自分で考え、それを人に手渡せるような人間になりたい。

ではでは『歩き遍路7日目』でした。

にゃんこ先生
ライダー変身!

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