四国で歩き遍路21日目!ターニングポイントはおそらくこの日に…。

『歩き遍路21日目』。この旅は自分が救われる旅のように思っていたが、自分が誰かを助けて周り、それによって自信をつけて行って救われる旅なのだと思った。

そんな風に思う出来事が今日はあったのです。

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嵐のような夜が過ぎ、台風一過の晴れ模様…

昨日の天気が嘘のように晴れました。空気もジメジメ感がなくなり気持ちが良い。

初めて雨戸を閉めたが、その雨戸にも太陽が当たる。

朝起きて目の前に山が見える環境と言うのは嬉しい。実家だと住宅しか見えないもんね。

朝ごはんはおでん。そして窓を全開にする

今日の朝ごはんはおでんです。桃ジャムのヨーグルトも美味しい。太る太る。

ご飯を食べた後、先生の指示で僕が寝ている母屋の窓を全開にする。

風通しを良くし、湿気を飛ばすのだそうだ。ガラス窓なら問題ないが障子の窓なので、湿気は天敵。

寒くなってきただろうと先生が出してきた洋服が…

先生が洋服を出してきた。なかなか僕好みのシャツだ。なにせ、この旅に持ってきたのはポロシャツとウィンドブレーカーだけだからね。

荷物になってはいけないと思ったので、それしか持って来てなかった。最初は45日で88箇所を周る予定だったので、寒くなる前に周れるだろうと。こんなに滞在する事を想定していなかったから。大切な出会いはいつ起こるかわからないものだ。

なので、この洋服はとてもありがたかった。しかし、あることに気がつく。

MADE IN ITALY…。

DOLCE & GABBANA…。

野口明人
うおーーー!!!ドルガバだー!!!イタリア製だーー!!!

まったく着ないけん、作業着として着ればいいとポンと渡された服はブランド物!!!

先生は服に全然興味がない。気に入った同じものをずっと着る派なのだが、奥さんが色々買ってくるのだそうだ。

本当にすごい人だな…と、思った。ドルガバを作業着に。うーむ。大切に着させてもらおう。

台風の影響はすごかった…

いつもは鯉が優雅に泳いでいる姿が見えるのに、濁ってしまって全く見えない。

枝がボキボキに折れてしまっている。

道から水は引いたが落ち葉や枝が道を塞ぐ。

水が流れていた場所は逆に綺麗に洗い流されている。

まだ山からは水がゴーゴー落ちてくる。

山に流れる川はだいぶ水位が上がっており、水の流れがすごい。

吉野川も幅が広がり、水位がすごい。潜水橋の写真撮るの忘れてしまったが、だいぶ高くまで水が来ていた。

今日の予定は配達!櫻茶屋へ

お昼まで、パソコンで作業をやり、昼食は肉とニラのラーメン。ラーメンをおかずにラーメンを食う。どんぶりに入らなかったとお椀にも盛る。

美味いし太るし、罠だらけ。ここが注文の多い料理店ならば僕は絶好の客になるかと思う。美味しそうな食材がやってきたぞ…イッヒッヒー。

ま、こんなに美味しいものばかり食べられて幸せですな〜。スープうまー!

ご飯を食べ終え、山を降りる。色々と街の風景と台風の影響を見ながら目的地へ。

今日は櫻茶屋という徳島市にある喫茶店に商品を届けに行く。

この櫻茶屋。一階は喫茶店だが、二階をギャラリーとして期間で貸し出して、個展などに活用しているらしい。

その二階にあねさんの知り合いの陶芸家が出展しているというので、商品を置いた後に見に行った。

うおーー。本格的!!!美術館に来たみたいだ。

あねさんや他のお客さんも見て回ってる。

こんなに沢山。美しい陶器。これを全部一人が作り上げたのだと思うとスゴイ!お店に並んでいるのは機械が作っているんだろうけど、人の手で作ったものは、どれもこれも同じものはなく、少しずつ違っていて味がある。

このコンクリート打ちっ放しっていうのが、陶器にすごくマッチしているね!

ベランダにも出ることが出来る。目の前は徳島最大の市場なのだそうだ。

こんな方の作品展だったよ。僕と同い年ぐらいの人かなって勝手に思っていたけど、年齢を聞いてビックリした。人の年齢というのはまったく持ってわからないものだ。

先生はその方と話をし、俳人になったと嬉しそうに語っていた。僕のブログがなんかちゃんと役に立っている気がして嬉しくなる。「生きがいを見つけた」という先生の言葉が僕の胸を打つ。

そして、一通り会話などを楽しんだあと、櫻茶屋を後にし、次なる目的地へ。

買い物依存症と僕

向かった先は先生の知り合いのおじさんの家。先生の知り合いの方とは前にきのこまつりで一緒にお店に立った事がある。

四国で歩き遍路6日目。きのこハウスで天ぷら作って、おならで笑う…

2017.10.09

ものすごーーく若く見えるおばちゃん。ハタチの子供が2人いるとは全く思えないほど若く見える女性。美魔女というものはまさにこの人の事を言うのだな…と思う感じ。なんなんだ。出会う人出会う人、年齢不詳じゃないか…。徳島は不思議な徳を積む島。

その人の親戚のおじさんが、痴呆が出始めて入院しているようなのだが、それまでに買い物依存症で買いためた商品が封も開けずに家に溢れているらしい。

その商品を処分したいのだが、業者に頼むと異様な程莫大なお金がかかってしまう。

捨てるにもお金が必要なのだ。

それなら商品を売ったらいいではないか?とブックオフなどに持って行ってはみたものの、アホちゃうか?と思ってしまうほど安い値がついたので引き返してきた。

少しでもおじさんの治療の方にお金が回せないものだろうか。

そう考えてはいるものの、方法がわからない。そこで先生に相談してきたのだが、先生には物の価値がわからないものが多い。

先生は安いものでも長く使い、ものを大切にする。ブランドなんて関係ないのだ。

そこで僕の登場である。趣味が多くて助かった。いろいろな物を見て、これは相場でこのぐらいかな?と言うのを推測する事が出来る。数が多いため、瞬時に判断しなければならない。

それにネットに強いのも功を奏したようである。ブックオフでは値がつかないものでも、色々と工夫すればちゃんとした値で売ることが出来る。

僕は家中を見て回ることにした。

こんなの氷山の一角。喫茶店を経営していた場所に足の踏み場も無いほどの物、物、物。

言い方は悪いがテレビで見た事があるゴミ屋敷のようである。ゴミの代わりに新品の商品が所狭しと並んでいる。

ビデオの山。

本、CD、DVD、液晶テレビ、健康食品、資格取得の教材、各地の名産物…etc。

僕はその山のような物達を1つ1つ見ていく。そこで何か変な感覚に襲われる。なんだろう。

…その違和感に気がつき唖然とした。同じものが2つ3つあるのだ。

同じ商品である。買ったことさえも忘れてしまうのか。それとも保存用、観賞用、布教用と用途を分けて買ったのだろうか。買い物依存症とはこういうものなのかと言うのを少し垣間見た気がする。

喫茶店経営の記憶…

ん?

野口明人
マランツだーー!!!うおーーー!!!羨ましいー!!アンプ欲しいー!!

おじさんは音楽が好きだったという。この家にはとにかく膨大な数のCDがあるが、ほとんどはクラシック。そしてちょっとの歌謡曲。

あぁ。ここの喫茶店がオープンしていた頃の光景が頭に浮かぶ。優雅な音楽の中で湯気の立ったコーヒーを楽しめたのだろうな。

なんと素晴らしい時間。外を眺めてたそがれる。幸せな空間を提供していたお店。

オーディオのプチヲタクな僕は嬉しくなり、少しでも力になれたらいいなぁと思った。僕の力が人に役立つのかもしれない。

少しでも協力できたらいいな。

次なる目的地は…

ある程度目処をつけて、その場を後にする。車に乗ろうとした時、下になにやら髪の毛が落ちてた。

…。

こわっ!

こわわっ!!

次なる場所は前に栗おこわを持ってきてくれた夫妻がやっている場所へ。

ここで渡すものを渡してひとつコーヒーを飲ませていただく。

そこで見た囲炉裏。

これも先生が手で作ったのだそうだ。

一体何者なのだ、先生!怪人20面相のように色々な面を持つ先生。話を聞いても聞いても話題が尽きず、勉強する事がいっぱい。記憶からこぼれ落ちないようにしなければ!!

夕飯はチャイナで中華!

夕飯なに食べよう?と聞かれたので、中華が良いです!と答えてみた。

そして連れて行ってもらったお店の名前をみて僕は吹き出す。

チャイナ。

まんまやないかーい!正直もの過ぎる店名。しかし…

料理はボリューム満点!鳥の唐揚げ定食780円!

唐揚げうまー!!僕は唐揚げが大好きで、いままで唐揚げ専門店を食べまわって来たが、どれも満足出来るものではなかった。

実家の母に作ってもらう唐揚げがやはり1番美味しいのだ。

その唐揚げの味に非常に近い唐揚げ。美味い。飯がすすむ!

僕が美味そうに唐揚げを食べていると、先生がご飯を分けてくれた。チョモランマ盛り!

八万温泉、大人500円

ご飯を食べ終え、今日も新しい温泉に連れて行ってくれた。その名も八万温泉!料金は大人1人8万円!

…というわけではなく500円。

ここに入った時は狭い!サウナもないのか!と思ったが、扉が1つあり、そこを開けると水風呂、サウナ、露天風呂が広がっていた。

露天風呂は貸し切り!誰もいない。僕は誰もいない風呂の前で阿波踊りをした。

ここはドライヤーが有料20円だったが、それを差し引いても500円はイイ!

前は400円で、扉の向こう側が有料だったようだが、一律500円にして全開放したんじゃなと先生が言ってた。

先生たちは、扉の向こう側がまだ有料だと思って入らなかったようだ。僕だけ得をしてしまった。本当に最近料金体系を変更したんだね。

そして山を登る。その時!!

お風呂を後にし、山の上の小屋に戻っていく。体はポカポカ暖かい。

山を登る途中。この山登りで初めてオスの鹿を見た!ハッキリとみた!

デカい!

やつは、逃げもせず、写真撮るならどうぞとばかりにポーズを撮り、満足したか?と言わんばかりにパカパカと去っていった。満足しかよ。ありがとう。シカ。

歩き遍路21日目のまとめ

歩き遍路を始めた理由は救いを求めてのことだった。ずっと自信がなく、人と関わるのが怖くなっていった。

寺を周り、般若心経を唱えれば何かが変わると思っていた。

でももしかしたら、この旅は自分が人の役に立つことで自信を取り戻していく旅なのかもしれない。

出会う人全てが空海さん。その力を借りて修行させてもらっているのかもしれない。

救いを求める旅から人々を救う旅への変換点。

ターニングポイントが『歩き遍路21日目』の今日なのではと思ったことよ。

にゃんこ先生
本に囲まれた部屋。困っていると言っていたけど、自分には宝の山に見えたにゃ〜

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