韓国人の自家製キムチおすすめの作り方の手作りレシピを公開というタイトルで記事を書こうと思うのだけれど、早い話がむちゃくちゃ美味しくて肌に良いキムチが安くて簡単に手作り出来るぞ!ということをあなたに知ってほしいのです。
キムチって今じゃスーパーに行けばいつでもどこでも買えますよね。
でもね、僕は思うのです。スーパーで売ってるキムチは量が少ない上にちょいと高い。コスパが良くない気がしませんか?
キムチが大好きな僕は毎食ちょこっとキムチを添えるのですが、2日もすれば買ってきたキムチがなくなります。
韓国ドラマとか観るとすごいでかいタッパーにキムチが漬けてあったりしますが、あれだけの量があったら簡単にはなくなりません。
だけど、スーパーでは本格キムチと銘を打っているのに、量が少ないのです。
自分で作った方が安いんじゃなかろうか?と思ったのですが、調べてみるとなんか面倒くさそう。
しかもレシピがまちまち過ぎてどれが美味しいのかわからないのです。

とメロスは激怒したのです。…あ、間違えました。ノグチは激怒したのです。
これから一生美味い韓国キムチが食べられるのなら、全部作って試してみるか!と走り、韓国語を勉強し、韓国スーパーにも行き、キムチを作りまくって得た最強のレシピをあなたに教えます。
実は韓国人の自家製キムチを謳うおすすめの作り方は非常に簡単そうに見えて難しいものでした。
しかし、ある事にさえ気を付けてしまえば、簡単に美味しく作れるようになります。
さらに僕が厳選した材料は結果的にどこでも安く日本で買えるものだったのです。
この何拍子も揃った韓国人の自家製キムチの作り方を試して、手作りしまくった結果生み出した日本人の口に合うおすすめレシピを特別にこの記事にたどり着いたあなただけに公開することにしましょう…。
ま、早い話がむちゃくちゃ美味しくて肌に良いキムチが安くて簡単に手作り出来るぞ!という事!!
韓国人の自家製キムチの作り方を試して日本人に合うレシピを発見
韓国人の自家製キムチの作り方になぜ興味を持ったのかと言いますと、あまり大きな声で言えませんが、正直な話、韓流ブームが嫌いだったのです。
間違ってほしくないのは、韓国が嫌いなのではなく、あのブームが嫌いだったのです。
みんなが飛びつくものには飛びつきたくない。みんなと一緒は厭だ。自分は特別なんだ。と尖っていた若かりし頃の僕は韓国ドラマを絶対に観なかったのです。
ところが歳を取ったこともあるのでしょうか、またはコロナ禍で家にこもる時間が増えてやる事がなくなったからでしょうか。
ふと

と思うときがありました。
んで、観たドラマが『宮廷女官チャングムの誓い』という時代劇です。
キムチ漬けてから行けよ
これは実在した女性チャングムという王様の主治医になった医女のドラマなのですが、実はこのドラマの監督のイ・ビョンフンは、前回も医者に関する時代劇を撮っていたんですね。
だからそのまま医者の物語にするのはつまらないということで、チャングムを料理人にするんです。
宮廷の料理人をクビになったチャングムが医者として宮廷に戻ってくるっていう創作を思いつくんです。
そしたらこの創作部分がすごーく人気が出たんですね。だからチャングムのドラマの大半は料理の話なんですよ。
そしてそれを観た僕は、

とがっつり韓国ドラマで観る料理にハマりました。
時代劇じゃなく現代ドラマも観てみましたが、とにかく目につくのは韓国料理。
ひたすらに美味しそうなのです。
そして「ごめん、愛してる」というドラマで「キムチ漬けてから行けよ」というセリフに出会いました。
別れを切り出された彼女に対して「キムチ漬けてから行けよ」と引き留める彼。
なんというセンス!
「スーパーで買えばいいじゃん」と出ていく彼女。

切ないっすなー。もう頭がキムチだらけになりました。
韓国ドラマにはちょこちょこキムチの話が出てきます。そしてキムチを家で漬けるシーンも出てくるのですが、白菜一個を半分に切ってそれを丸ごと漬けるんですよ。
それを観た僕はふと、スーパーを走り回っていたことを思い出すのです。
韓国の自家製キムチが肌に良いのはなぜか?
スーパーを走り回っていたことの話をするためにはキムチをいつ頃から好きになったかの話をしなければなりません。
あれは中学生のころに肌について悩んでいた時のこと。
あるテレビ番組で、韓国人は肌年齢がみんな若いみたいな事を言っていたのです。そしてその理由がキムチを食べているからだと。
しかも韓国のキムチには日本のキムチにはあまり入っていないものが入っているのが特徴で、それが肌にいいみたいなことを言ってたんですね。
だから僕はスーパーに行って、それが本当なのかを見に行ったんです。そしたら確かにほとんどのキムチには入っていなくて、ちょっと高めの本格キムチにだけ入っていたんです。
「何が?」
オキアミが。
オキアミは速い話、エビのようなでっかいプランクトンなのですが、日本じゃほとんど魚の餌として消費されてしまうのです。
釣りを趣味にしていた知り合いのおじさんに手作りキムチをあげたときにも言っていました。「オキアミって海釣りの撒き餌じゃろ?」と。
ただこのオキアミには、たんぱく質やビタミン類が多く含まれているし、抗酸化作用を持つアスタキサンチンも豊富に含まれている。
しかも最近よく聞くようになったオメガ3脂肪酸まで入っていて、とにかく健康維持や美容促進に効果があるらしいんですよ。
だから僕は常にオキアミ入りのキムチをスーパーで買い続けたのです。
…だけれども、やっぱりキムチは高い!コスパが良くない!
なので肌に良くて美味しく安いキムチを自分で作ってしまおうというのが今回の話。
韓国自家製キムチのレシピ通りに作ったのに…
ただ、韓国人の自家製キムチでレシピを検索してみたんですが、全部まちまちであいまいなレシピが多かったんですよ。
おそらくキムチは韓国人にとって、身近なもの過ぎて、普通に家で漬けるものなので、事細かに材料決めたり分量や時間を測って作ったりしないんでしょうね。
感覚が沁みついていて調整出来ちゃうものなんでしょう。
もちろんレシピには細かく書いてあるんですよ。でも実際に作ってみるともっと細かいところが良く解らない。
白菜の塩っけはこんな感じかな?と思って作ってみたらむっちゃしょっぱすぎたり、なんでこんなに水っぽくなっちゃうんだ!とか失敗ばかりでした。
レシピ通りに作っているはずなのに。
なのでとにかく何回も何回も作り直しました。そしてついに最強に美味しいレシピを生み出したのです。
簡単で美味しい韓国キムチの作り方
それでは簡単で美味しい韓国キムチの作り方の話をしていきましょう。
まずは材料です。
韓国キムチの材料
- 白菜:2玉
- 塩:150g
- 大根:1本
- 白玉粉:大さじ2
- 水:50ml
- 水:200ml
- リンゴ(または梨):1個
- 玉ねぎ:1個
- カナリエキス:100ml
- オキアミ:100g
- 砂糖:大さじ2
- オリゴのおかげ:大さじ5
- おろしにんにく:大さじ5
- おろししょうが:大さじ1
- ニラ(または青ネギ):1束
- 粉唐辛子:200g
白菜2玉!?と驚きかと思いますが、1玉でも構いません。その時は半分にしてくださいませ。
りんごとか玉ねぎ大根が一個ずつ使えるから僕はいつもこの容量で作っています。
ちなみに白菜で作るキムチを韓国ではペチュキムチと言います。ペチュ(배추)が白菜って意味なんですね。キムチは김치って書きます。
韓国語を勉強して思ったんですが、韓国語ってローマ字(K+aでKa)みたいに組み合わせで音が決まっています。
たとえばペチュのチュ「추」はCh+uでチュ、キムチのチ「치」はCh+iでチです。よく見ると同じ部首(ㅊ)みたいなの入っているでしょ?「ㅊ」がChで残りの部分がuでありiなのです。
しかも文法は日本語と同じ順番なんですよ。
だからある程度ハングル文字を覚えてしまえば、ゴリゴリと読めるようになります。今まで読めなかった言語が読めるようになるのって本当に楽しいです。
しかも読めるようになると新しい発見も出てくるのです。
例えば日本で聞きなじみのあるクッパやビビンパ。「パ(밥)」ってのが「ごはん」っていう意味だって知って衝撃でした。クッパはスープご飯、ビビンパが混ぜご飯って意味なんですよ。
知っていたはずの世界が新しい顔を見せてくる。言葉ってのは素晴らしいね。
…さて、話をもとに戻します。
カナリエキスとオキアミ、粉唐辛子は扱っているところが少ないと思いますが、Amazonで韓国スーパーに買いに行くのと同じぐらい安く購入出来ます。
カナリエキス
ハソンジョンという会社からはいろいろなエキスが出ています。
人によってはイワシエキスを勧めているレシピもありましたが、作ってみたらカナリエキスの方が僕の好みだったのでカナリエキスを使います。
400gや800gのサイズでも売っていますが、送料も含めて割高になってしまうので、2.5kgのものの方がコスパが良いです。
三倍以上の内容量があるのに、値段は二倍もしません。
ちなみにカナリエキスの代わりにナンプラーでも作ってみました。どちらも魚醬なのでいけるっちゃいけます。
カナリエキスの方が美味しいですが、ナンプラーの方が手に入りやすかったなら一応代用可能です。
オキアミ
これがオキアミです。「オキアミ」で検索すると釣り用具がたくさんヒットしてしまいますが、「あみの塩辛」で検索すると食用が出てきます。
1kgで届きますので、ビニール袋に100gずつにわけて冷凍しましょう。
オキアミは要らん!という方は100gの部分をカナリエキス100mlで…つまりカナリエキスを合計200ml使うことで代用可能ですが、これが美容の素なので、ツルツル肌のためにもお試しください。
粉唐辛子
粉唐辛子は本当にいろいろと試しました。これでキムチの味が決まると言っても過言ではありません。
個人的には埼玉の岩槻にあるカンシネ食品の唐辛子か、日本でも比較的に有名な「辛ラーメン」を出しているメーカー農心の粉唐辛子の二択だと思います。
辛いのが苦手な人はカンシネの唐辛子、辛くても大丈夫だという人は農心の唐辛子。
↑まぁ、カンシネは埼玉ローカルで倉庫みたいなお店なのでちょっとアクセスしにくいですが、楽天にも出店していますので、興味があれば。
ちなみに韓国産の唐辛子を探し回りましたが、日本ではほぼ安く手に入りません。安価で出回っているのは中国産の唐辛子です。
韓国料理屋さんをやっている韓国人の方に聞いてみたら、韓国人も中国産の唐辛子を使っているみたいです。
粉唐辛子は調理用とキムチ用がありますのでキムチ用を選びましょう。
韓国キムチの下準備
韓国キムチを作るためには、2回台所に立つ必要があります。
まずは白菜を塩漬けするために1回。そしてキムチを作るのに1回。
もうすでに面倒くさいと感じているかもしれませんが、1回目の白菜の塩漬けは本当に簡単なので安心してください。
白菜を切って、塩を振って、放置するだけ。
それだけです。
ということでまずは白菜を半分にぶった切りましょう。
この半分の状態や4分の1の状態のままで漬けていくのが韓国では一般的なようですが、それだと失敗することが多かったので、ざく切りにしてしまいます。
白菜に塩を振りかける
このようにざく切りにしたら、白菜1個に対して75gの塩を振りかけます。白菜2個で塩150gです。
僕は鳴門のうず塩を使いましたが、スーパーなどで漬物用にあら塩が安く売っていると思うので好みで選んでください。
漬物石を乗せて放置
漬物石を乗せて6時間放置します。
もし漬物石がない場合は、ペットボトルに水を入れて上に乗せておきましょう。2L容器2個の4kgでも大丈夫です。
またバケツもない場合は、透明なゴミ袋の中に白菜入れて口を縛って放置しておきましょう。
6時間も経てば水が浮き上がってきます。
白菜水洗いする
そしたら水道水でじゃぶじゃぶと水洗いしてください。
綺麗な水に漬けて放置
綺麗な水に移し替えて1時間放置します。
1時間放置することで塩味を調節します。ここ重要!
ザルにあげて放置
1時間後、ざるで水気を切ります。そしてまた6時間放置します。
押したり絞ったりせず、自然に水気を切ります。
ここまでが韓国キムチの下準備です。(もうこの時点で白菜を食べても充分美味しい)
放置する時間は長いですが、やる事自体は30分もかかりません。キムチを漬ける前日にやっておきましょう。
韓国キムチのヤンニョム作り
さて下準備が終わったら二度目の台所に立つ時間です。
まずはヤンニョム(양념)を作っていきます。
ヤンニョムとは「合わせ調味料」という意味です。漢字で書くと「薬念」でヤンニョム。
薬という言葉が入っている通り、食が薬になるという考えの元、ニンニクやしょうがなど体に良さげなものがたくさん入っているのが特徴です。
韓国料理では焼き肉やキムチ、チゲ、ナムルなど色々なものの味付けにヤンニョムが使われます。
ヤンニョムは冷蔵庫で2週間ほど保存が効くので、僕は大量に作っておいてキムチ以外にも使っています。
さてではその作り方を伝授していきましょう。
キムチ糊を作る
韓国キムチを作るうえで絶対に忘れてはいけないのはキムチ
「ノリ」と言っても、韓国海苔のような黒い方ではなく、ペタペタ貼るときに使う白い方の「糊」です。
ペタペタ貼るというイメージ通り、これを入れることによってヤンニョムが白菜に絡みやすくなり、味がなじみます。
なのでまずはキムチ糊を作っていきましょう。
白玉粉を大さじ2杯です。
そこに水を50ml入れてかき混ぜてください。ダマが残らないように頑張って混ぜてください。
ナベに200mlの水を入れて。
沸騰させましょう。沸騰したらいったん火を止めて、さっき水で溶いた白玉粉を入れます。
弱火で再びぐつぐついうまでかき混ぜてください。
この状態までなったら、器に移して冷蔵庫で冷まします。これが冷えるまでの間に次の作業をしていくので、最初にこのキムチ糊を作ると効率が良いです。
野菜を切る
まずは野菜を切っていきます。最初に使うのはリンゴと玉ねぎです。この二つはミキサーを使って砕きます。
ミキサーにかけやすいように、リンゴ1個の芯を取り除いて小さく切ってください。
リンゴの皮についてついたままでも構いません。
ちなみに、もしリンゴが手に入らない季節の場合は、リンゴ100%ジュース100mlで代用が出来ます。
あと、もし梨が美味しい季節であれば、梨を使っても美味しくできます。梨を使った方が本格的ですが、リンゴの方が手に入りやすいですよね。
玉ねぎ1個もミキサーにかけやすいようにざく切りしてください。
リンゴと玉ねぎをカットしたら、ミキサーを用意してください。
ミキサーに材料を入れて粉砕する
リンゴと玉ねぎをミキサーに入れたら、オキアミ100gとカナリエキス100mlもミキサーに入れます。
4つを入れたらミキサーで粉々に粉砕してください。
あ、ちなみにうちで使っているミキサーは母が結婚した時にもらったミキサーらしくてもう30年以上も使い続けているものです。
昔の機械ってなんかすごい長持ちするよね。
…なんて言っているうちにミキサーで粉砕し終わったみたいです。
ドロドロとした液体が出来上がりますので、かなり大きなボールに移し替えてください。
ヤンニョムの材料を入れていく
さ、大きなボールに移し替えました。
砂糖を大さじ2杯入れます。
オリゴのおかげを大さじ5杯入れます。
ちなみに本場韓国では非常に甘みの強い人工甘味料であるサッカリンが主に使われているそうですが、日本では発がん性があるとして食品衛生法によって使用が制限されています。
なのでトクホのオリゴのおかげを使用します。
キムチが発酵食品なのは知っていましたが、こういうのでビフィズス菌を増やすんですね。
おろしにんにくを大さじ5杯入れます。
おろししょうがを大さじ1杯いれます。
ここまで入れたら軽く混ぜましょう。
粉唐辛子(コチュカル)を入れる
そしてついに粉唐辛子の登場です。
粉唐辛子は韓国語でコチュカル(고추가루)と言います。でた!「추」の文字!
チュ!ですね。白菜のペチュのチュで「추」という文字が出てきましたね。
これで今日からあなたは「추」というハングル文字を覚えました。チュッチュチュー!
ちなみに、コチュカルと聞いて何か思い出しませんか?
そう。
コチュジャン!
コチュが「唐辛子」だったんですね。
(ちなみに隠語でコチュを調べるとちょっとエッチな気分になります。絶対に調べちゃダメ)
コチュが唐辛子でカルが粉。だから粉唐辛子。それを200g使います。
結構な量でビックリしましたが、キムチ用の粉唐辛子は見た目ほど辛くありません。
調味用を使ってしまうとトンデモないことになるので、絶対に「キムチ用」を使いましょうね。
はい。粉唐辛子(コチュカル)200gが入りました。
ニラをざく切りにして入れる
ニラを切ります。
だいたい3cmぐらいの幅で切るとちょうどよいです。
ちなみに青ネギでも構いません。安く手に入る方を使いましょう。
先ほどのボールに追加してください。
ここまで来たら混ぜるのですが…。
注意:ゴム手袋をしよう!
粉唐辛子を入れて混ぜるあたりから、絶対にゴム手袋をつけるようにしましょう。
かなり色が付きます。手でそのまま触ってしまうと洗ってもなかなか落ちません。
洋服にも付かないようにエプロンを付けてやるのがおすすめです。
キムチ糊を入れる
ゴム手袋をつけた状態である程度混ぜたら…。
冷蔵庫で冷やしていたキムチ糊を入れましょう。
そして再びかき混ぜれば、キムチのヤンニョムの完成です。マジで万能!
白菜2個分出来上がるので、もし1個だけなら使わない半分は冷蔵庫に保存しておきましょう。
キムチヤンニョムに野菜を漬けていく
ヤンニョムが出来上がったらあとはそれで野菜を漬けていくだけで完成しますが、今回は白菜と大根を使います。
大根を切る
まずは大根の皮をむきましょう。ピーラーを使うと速いです。
皮をむき終えたら、輪切りにします。
輪切りにし終えたら、何枚か重ねて細く切っていきます。
大根の味噌汁を作る感じで大根を細切りにしてください。
もし大根メインのカクテキを作りたい場合は、↑このようにブロック型に切って塩を振って水を抜きます。
しかし、今回は白菜がメインのキムチですので、大根は塩漬けしません。
白菜と大根をヤンニョムと混ぜる
長時間放置して自然に水気を切った白菜と、今切ったばかりの大根をボールに入れてヤンニョムを混ぜ合わせていきます。
優しくなでるように混ぜ混ぜします。決してぎゅっぎゅと握ったりはしません。
ヤンニョムを少しずつ手に取り、なでなでしていきましょう。
このぐらいヤンニョムと野菜が絡めば完成です。
大きめ容器に移し替えて、びっしりと詰めて1日ほど放置しましょう。すぐに食べても美味しいですが、時間を少し置いた方が発酵して味がまろやかになってきます。
まとめ:韓国人の自家製キムチおすすめの作り方の手作りレシピ
いかがでしたでしょうか。以上が韓国人の自家製キムチおすすめの作り方の手作りレシピになります。
簡単だったでしょう?
え?
意外と難しそう?
あなたがもし今「〇〇そう」と考えてしまったのであれば、僕が前回の記事で話をしたパレートの法則の話の所を読んでみてください。
「〇〇そう」ってのは意外とあてにならないのです。
実際に作ってみれば、これほど簡単で美味しいキムチが大量に作れてしまうのです。しかもむちゃくちゃ肌に良い。
スーパーでこれだけの量を購入するとなると簡単に1万円がお空に飛んでいくでしょう。
しかし、これからのあなたは野菜だけ用意すればいくらでもキムチが作れてしまうのです。
季節によって手頃に手に入る野菜で構いません。
春キャベツで作ったキムチも美味しかったです。
夏のキュウリで作ったキムチも、秋のカブや人参で作ったキムチもすべて美味しいのです。もちろん、冬は白菜ですね!
1年中どんな野菜にも適応できるキムチヤンニョムってすごい!
つまり1年中キムチが食べられて、1年中ビフィズス菌がおなかの調子を整えてくれて、1年中抗酸化作用を持つアスタキサンチンを取り入れているわけですから、肌だって綺麗に保たれます。
なんてすごいんだ、自分で作ったキムチパワー!
…と、まぁ、ここまでオススメしておけばいいでしょう。あとはあなたがその美味しさを実体験するだけです。自分で作ったキムチってマジで美味しいんですよ。
キムチが可愛く思えてきます。
ということで、今回は韓国人の自家製キムチおすすめの作り方の手作りレシピの話でした。
野口明人
P.S.
最近の僕はご飯にキムチをのせて、そこにコチュジャンとごま油をかけて、ぐちゃぐちゃにして食べる方法にハマっております。見た目はあれですが、世界で2番目に美味しいご飯の食べ方ですよ!
ま、これも韓国ドラマでやっていた食べ方なんですけどね…。
おまけ:韓国のおすすめ調味料

どうも、あとちょっとだけ野口です。
本編ではキムチの話をしましたが、実は韓国料理にはまって他にもいろいろと作ってみました。今回はその中であなたにぜひともオススメしたいものがあるのです。
韓国の屋台スイーツ、ホットク。日本で言えばおやきのようなもんですかね。
キムチ糊を作ったときに白玉粉を使ったと思いますが、その白玉粉があれば簡単に作れます。
モッチモチした感じで美味しいです。
キムチとチーズを中に挟んで焼けば、主食にもなります。
韓国ドラマで定番の真っ黒い麺。ジャージャー麵。
いろいろなドラマの登場人物が美味しそうに食べています。
特に僕が気に入ったのはキム・ゴウンが主演した『その怪物』という映画で出てきたジャージャー麵です。
主人公が殺人鬼に追われながらも、腹が減っていて食べたジャージャー麵が美味しそうでたまりませんでした。口周りを真っ黒にして美味しそうに食べるんですよ。
だから僕はそれがどうしても作りたかったのです。
↑しかし「ジャージャー麵」で出てきたレシピで作っても中国風なジャージャー麵にしかならないことを僕は知りませんでした。
作ってみたけど、なんか違うのです。全然黒くない。
韓国風の黒いのは「チャジャンミョン」で調べなければならなかったのです。
チャジャンミョンで一番重要調味料。それが「
このチュンジャンを手に入れて、僕はアホみたいにチャジャンミョンを作りまくりました。
真っ黒の味噌を油で揚げるんですよ。斬新ですよね。
しかも、チュンジャンを揚げた油を使って野菜をいためて、そこにチュンジャンをあわせるのでチュンジャンの全力投球ですよ。
日本じゃあまりない味なので、良かったらチャジャンミョンをお試しあれ。
…とここまで書きましたが実は僕が今回あなたにオススメしたい韓国の調味料はチュンジャンではありません。
あなたにぜひともオススメしたいのは、オットギという会社のヤンニョムチキンソースです。
このチキンソースはまさに青天の霹靂でした。
韓国スーパーに初めて行ったときに「なんでもいいから何か買わなくちゃな!」という気持ちに駆られて色々なものを手当たり次第に買いました。
そのほとんどが正直な話、ハズレでして、ちょっと口に合わなかったのです。
しかし、このオットギのヤンニョムチキンソースだけは別でした。
から揚げにかけて食べる正攻法の食べ方はもちろん、ピザソースとして使ってもよし、トルティーヤやピタパンにレタスと鳥のささ身をはさんでヤンニョムチキンソースをかけるだけでご馳走になります。
こりゃー、ヤンニョムチキンソースというジャンルは素晴らしいものなのだなと他の会社のヤンニョムチキンソースも買ってみましたが、微妙に違う。
このオットギのヤンニョムチキンソースが絶妙なソースなのです。
最近は親戚のお中元などはこのヤンニョムチキンソースを贈る事にしています。
ということで、あなたもぜひ機会を見つけてオットギのヤンニョムチキンソースをご賞味くださいませ。
ではでは、またどこかでお会いしましょう(´・ω・`)ノシ
