『夢をかなえるゾウ』を読んだ7年後に自分を振り返ってみてビビる…

夢をかなえるゾウ


著者:水野敬也
出版社:飛鳥新社(文庫)
出版年月日:2011/5/20
ページ数:408ページ
ISBN-10:4864100829

『夢をかなえるゾウ』を7年ぶりに読み直してみた。完全に中身忘れていたけど、思ったより自分の生活が夢をかなえるゾウの影響を受けていてビビった。なんだかんだで続けられているんだなぁ。成功しているかどうかはわからないけど、確実に7年前の自分より好きな自分になっている!!

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10秒でわかる『夢をかなえるゾウ』のストーリーのまとめ

ディナーショーに行って惨めな気分になった主人公。酔いの冷めぬまま部屋にあった置物に“変わりたい”と嘆くと、次の日ガネーシャと名乗るゾウの神様が現れた。わがままで胡散臭いガネーシャ。出される課題にはじめは文句を言いながらこなす主人公だったが、徐々に人生の変わり方を学んでいく…

もし、あなたに喫茶店で『夢をかなえるゾウ』ってどんな本?あらすじは?と聞かれたなら…

野口明人
この本は一言で言えば、“自己啓発本を読んだ人こそが読むべき自己啓発本”なんだ。自己啓発本って好き?僕はすごい好きなんだ。
ちぐのさん
思考は現実化する』から始まり、『道をひらく』、『マネジメント』、『人を動かす』、『「原因」と「結果」の法則』、『7つの習慣』、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』、『仕事は楽しいかね?』、『ザ・シークレット』などなど、有名どころは全て読んできたし、読む度に自分の中で何か上がる気がして、変わろう!って思い立つの。
野口明人
ただ、現実はどうかというと、テンションが上がっているのは読んだ後の1週間ぐらいなもので、またいつもの生活から抜け出せていない自分に戻ってしまうんだよね。そして色々と読んで気がついたのは、基本的に言っていることはみんな同じだって事。言い方や表現方法が違うだけで根本として言っていることは全部一緒。
ちぐのさん
だから受け入れやすいかそうでないかで、人それぞれの好みで自己啓発本を選べばいいと思うし、どれが一番優れているかなんてものはないと思う。全部優れている。でも一冊読んで変われないのであれば、どれだけの数の本を読んでも結局変わらない。
野口明人
…という所を理解した上で、この『夢をかなえるゾウ』は書いてくれている。だからこそ、より実践的で、身近で具体的な所から実行出来る課題が提示されているのが、この本の特徴なんだ。
ちぐのさん
そしてもう一つの特徴と言えば、他の自己啓発本は著者がすごい人で、すごい事を言うから読んでいる方も、なるほどなるほどと頷きながら読んでいけるものなのだと思うんだけど、この本の中の指導者は、神様と名乗っているけれどあまりにも胡散臭く、人間的に見ればダメ人間の典型だと思えてしまうゾウ。
野口明人
そんなゾウのガネーシャが出す課題が、一体なんの役に立つのだろうと疑問に思いながらも、あまりにもハードルの低いものだから、試しにやってみるかなとやりたくなるものばかり。そしてその意味のわからない課題が実は…という話だからこそ、ギャップが生まれ、今までの方法では自分を変えられなかった人がやってみようかなと思える本だと思うんだ。
ちぐのさん
表がダメなら裏から攻める。まさにそんな本。すごーく読みやすいし、著者の水野敬也のブログも面白い。本当にこの著者、すごいなぁ…と昔から思ってた。ちょこちょこドラマ化してたりするし、そのドラマも全てタメになるなぁ〜と思いながら見てた。
野口明人
んで、この『夢をかなえるゾウ』も昔読んでね、その時にすごく感銘を受けたわけ。その時の感想をちょっと引用してみよう。

今話題の夢をかなえるゾウを読みました。

もしドラが流行っているからかもしれないけど…

こういうわかりやすい経営学、自己啓発の本は実に面白い。

1日で読めました。笑いました。電車でニヤニヤしながら読みました。

基本的にぼくはすぐに影響を受けるので、やってみました。

トイレ掃除したり、募金したり、靴磨いたり。

その効果があったのかどうかわからないけど、すごく充実している生活に。

『夢をかなえるゾウ』を読んで実際にやった事。

新宿でチラシを配り、チケットを売り、
マックでシンクロニシティとタイムリープ、使命の話をし、
すき家の牛まぶしにはまり、
本屋で好きな本を買い、
恋バナ相談を受け、
つるとんたんのうどんのデカさに感動し、
後輩の悩み相談を受け、
誕生日プレゼントに感動し、
手話の勉強をし、
宗教やろうぜ!と勧誘され、
お店開きませんか?とビジネストークをし、
尾瀬行きませんか?と誘われ、
紛争処理センターに行き、
チョモランマ盛りのご飯を平らげ、
両親二人に「ひこにゃんを見に行ってくる。じゃ!」と実家を託され、
キャバクラのボーイやりませんか?とスカウトされ、
チャリをこぎ、
家のお花にお水をあげ、
iPadを床に落とし、
中学校の友達の家で漫画を読み、
茶番劇に爆笑し、
あの花に号泣し、
お財布の中身を全てコンビニに募金したら、
家にいる時間がほとんど無くなりました。

家ではほぼ寝ていない。

着替えに戻ってお庭にお水をあげる程度。

本ひとつでこんなに生活変わるんかいな…。

すごい沢山の人と会ったぞ!!しかもほとんどが会いたいな会いたいなと思いながら、会えずに長い時間が経っていた人ばっかり!

ガネーシャすげぇ。ガネーシャおもれぇ。置物買いに行こうかな。

この本はぼくの行きつけの居酒屋の店員さんに薦められた本ということで読んでみたんですが、よかったよかった。紹介してくれた店員さんに、本当に感謝感謝。

この感動を共有するべく、親友にこの本をプレゼントしました。

読んでくれるかな。ウフフ。

やっぱり、誰かに好きな本を聞いて読むというのは楽しいです。本当に楽しい。

そんな気持ちにさせてくれたよい本でした。読みやすい自己啓発の本なので、導入としてすごくいいかもしれないです。そして、導入だけではなく、他の本読んだけど効果なかったよっていうあなたにもぜひ。

とにかく、自己啓発本とは実行してナンボのもんなのだと教えてくれます。やらなきゃ意味ないです。やらないなら読まない方がまし!そういう事を教えてくれます。

ではでは。

ちぐのさん
こんな感じの感想を7年前の僕は感じたわけ。あれなんだな。この本、居酒屋の店員さんから勧められたんだった。思い出した。確実に本を読んだ勢い、テンションが高い状態で行動したから、興奮している感じで感想書いてる。なんかヤバさすら感じるんだが…
野口明人
ま、それでさ、実際、今の自分はどうなの?って所なんだけど、確実に7年前の自分より素晴らしい自分になっていると思う。素晴らしいかどうかは、人の評価だけど、確実に自分の事を好きにはなってる。今回もう一度この本を読み直して見て気がついたけど、内容を完全に忘れていたにも関わらず、出された課題を今も実行していたんだよね。
ちぐのさん
僕の生活の習慣の出処は『夢をかなえるゾウ』だったのだか!と。7年も前の事だから忘れていたけど、7年もずっと続けていた事だから意識しなくても当たり前に行動出来るようになってる。そして7年間の積み重ねは中々大きな進歩を連れてきてくれていると思う。
野口明人
前は行動することが苦痛だと思う事も、今では楽しくなってきている。そういう事を目指すことがガネーシャの教えだと思うのだけど、自分で実感して本当にそう思った。
ちぐのさん
僕は昔、自分の幸せだけをひたすら求めて突き進んできたけど、壁にぶち当たった。もちろん人間は基本的に自分の事だけを考える生き物だから、その方法はかなりバイタリティーを産んでくれてたとは思う。
野口明人
嫌なことがあっても自分の為。辛いことがあっても自分が成長する為に必要な事。嫌いな人がいても自分に損なだけだから、好きになる努力をする。誰かに何かをしてあげるにしても、人の為を思って行動すると自分が望んでいない反応を相手がとった時にイラッとしたり落ち込んだりするから、自分の為を思って行動する。
ちぐのさん
…などなど、基本的に自分を中心に考えて行動してきた若い頃。この考えは時にスゴく自分を救ってくれたし、成長も促してくれたと思う。でも壁にぶち当たった。
野口明人
そして出来る限り人を遠ざけるようになった。自分の事だけを思うのであれば、わざわざ人と会う必要もない。わざわざ辛い思いをする必要もない。わざわざ嫌いな人と会う必要もない。存在しなければマイナスにならない。
ちぐのさん
そしてプラスをいかに伸ばしていくかを考えた。そしたら全てが嫌になった。楽しくない。なんというかさ、そんなに必死に自分の成長だとか自分の利益だとか、自分のプラスを求めて走ってる自分が馬鹿みたいに思えてきたんだよね。
野口明人
だって、自分がいかにプラスになった所で、周りに誰もいない。誰もいなければ、マイナスになることもないんだけど、プラスになった時に誉めてくれる人もいない。自分がどれだけ聖人君子になった所で、それが火星だったら意味がないわけ。人がいないと何にもならない。
ちぐのさん
やっぱり人はさ、人間っていうだけあって、人と人の間に生活しなきゃ、存在が虚しくなっていくもんなんだなと思ったのだよ。
野口明人
それで、まぁ、人を遠ざけて、人を避けていた僕は、ある事をきっかけに人と再び会うようになって、人の幸せを願うようになった。自分の周りにいる人だけでも、ちょっぴり幸せにしてみようとね。
ちぐのさん
この本の中でさ、腹が減ったらどうする?っていう話があるんだけど、その話が本当にポンと胸を打ったというか、印象に残ってね。どんな話かというと、腹が減るってことは何かが足りないと感じているわけだ。足りないものは足さなければならない。ここで言えば何かを食べるって事だね。
野口明人
何かを食べる為にはお金が必要。お金を稼ぐためには人を喜ばせることが必要。けど、腹が減っているならイライラしてしまって人を喜ばせることなんて出来ない。自分が何かを足りないと思えば思うほど、欲しいものは離れていってしまう。
ちぐのさん
足りないと思えば思うほど、足りない状態から逃れることは出来ない。欲しいものは逃げていく。人は自分が足りないと思うから、努力する。でも努力すればするほど欲しいものは離れていく。
野口明人
自分は幸せじゃない。だから幸せになりたい。幸せになりたいと思えば思うほど幸せが離れていく。自分を変えたいと思えば思うほど、変わらない自分を実感する。
ちぐのさん
ではどうするか。それをガネーシャは真剣に説いてくれているんだけど、それがまさに僕の壁をぶち壊してくれる考え方だったんだな。
野口明人
うん。多分、この本で一番言いたい所はこの部分だと思うんだ。いろいろな課題を出して、実行することを促してさ、実際僕は行動してみたし、7年前の僕は本を読んだだけで満足するな!実行せよ!って思ったんだけど、そうじゃないんだよ。
ちぐのさん
いや、実行することは大切なんだけどさ、それを言っている自己啓発本なんて沢山あるの。読むだけでは変わらない。実行せよって。だけどさ、実行しても幸せにならなかったら、圧倒的な絶望が待っているだけじゃない。今でもダメ。実行してもダメ。もう為す術なし!ってさ。
野口明人
だけど、そうじゃなかったんだよなー。それを言いたかったんじゃなかったんだ。昔の興奮している僕に教えてあげたいぐらいだ。
ちぐのさん
僕はこの本を読んだ後に、いろいろな人とあって、更に人間を嫌いになって、人間を苦手になって、チャリに乗って、人のいない所を探し日本中を回った。んで、結局人間と関わらないで生きていける所なんて日本にはないんだなと思って、家に引きこもった。
野口明人
つまり、この本の言いたい事を履き違えていたから、症状が悪化しちゃったのね。頼む。僕は迷惑をかけないで生きていくから、お前らも僕に迷惑をかけないでくれよ!なんて思い込んでさ。
ちぐのさん
でもそんな僕にターニング・ポイントが現れた。それは手話のミュージカルを観に行った事。それを観た時に自分は一体何をやっているんだろうと思ったの。なぜ僕はこっちの席で観ているのだと。なぜ僕は舞台に立っていないんだって。
野口明人
自分が足りない。自分が幸せじゃない。それじゃ人に何かをしてあげられない。そんなの僕の勝手な思い込み。
ちぐのさん
この人達は自分を不幸だと思っているのだろうか。なんでこんなに楽しそうなんだ。なんでこんなにキラキラしているんだ。きっと喋ることが出来なかったり、耳が聞こえない事で、人より大変な事は沢山あると思う。でも、きっとこのキラキラな人たちは自分を不幸だなんて思っていない。だから、こんなにもミュージカルが輝いている。
野口明人
…ま、これも僕の勝手な思い込みだと思うし、人の気持もさ想像することしか出来ないから、勝手な事は言えないんだけど、でもそのミュージカルをみて僕も何か人を幸せにしたい。僕も何か人の為に出来ることをしたいって思ったのは事実なんだ。
ちぐのさん
それからは自分が幸せになりたいって考え方、自分主義は捨てて、人の為に何かしてみようと思って行動してる。もちろん嫌な事とかあったり、辛いことがあったりもするんだけど、運がいいなぁ、ツイてるなぁ〜。自分は幸せだなぁって考え方に変わったね。
野口明人
この違いね。このちょっとの違い。これが僕にもたらしてくれた変化。それからは自分の事が好きになったね。自分が足りないって思い込みから解放されたっていうかさ。結果的に、なんか右肩上がりに幸せになっている気がするよ。幸せになりたいって願っていた時はそうならなかったのに…。これがガネーシャが言ってた事なんだな。
ちぐのさん
え?宗教っぽい?(笑)別に変なツボとか売ったり、恋人が出来るストーンを売ったりしないから安心しなさい。とりあえず僕が言いたいのは、まぁ、機会があったら幸せをかなえるゾウを読んでみてくれって事だ。そのほうがツボを買うより、石を買うより安上がりに幸せになれると思うなぁ。
野口明人
興味が湧いたらAmazonのレビューみたり、Wikipediaで調べたりしてみてよ。すごく有名な本だし、続編も出てて面白いし、沢山レビューがあがってるよ。

…そんな事を『夢をかなえるゾウ』について青山さんはブルーマウンテンについてどう思っているんだろうって妄想しながら、カフェで話すと思います。

『夢をかなえるゾウ』で気に入った表現や名言の引用

俺も昔は結構すごかったんだよ。小学生の時とか、リレーの選手になったりしたし、成績だっていつもクラスで上の方で。それなりに名の通った大学に入ったし、今の会社に内定した時も親は喜んでくれた。大学行かないやつだっているし、今じゃ働かないニートなんてやつらもいる。それに比べたら頑張ってるほうだ。  でも、なんか今の俺、すげー普通。すげー普通の会社員。「普通が一番難しい」なんていうけど、嘘だね。だって多いから普通なんだよ。多いってことはそれだけ簡単だってことだろ? 簡単だから多いんだろ?

変わりたいと思う。 でも、いつしか「変わりたい」という思いは、「どうせ変われない」という思いとワンセットでやってくるようになっていた。

イチローくんはな、他の選手が先に帰っても、ずっと残ってグラブみがいてんのや。彼はな、小学生のころからそうしとんのや。『神聖な商売道具を粗末に扱うことは考えられない』言うてな。そういう仕事に対するまっすぐな姿勢があるから、メジャーでずっとトップ取れてるんやで」

「今まで、自分なりに考えて生きてきて、それで結果出せへんから、こういう状況になってるんとちゃうの?」 「そ、それは……」 「ほなら逆に聞きたいんやけど、自分のやり方であかんのやったら、人の言うこと素直に聞いて実行する以外に、何か方法あんの?」  うぐぐ……。 「それでもやれへんていうのは、何なん? プライド? 自分の考えが正しいに違いない、いうプライドなん?」

「成功しないための一番重要な要素はな、『人の言うことを聞かない』や。そんなもん、当たり前やろ。成功するような自分に変わりたいと思とって、でも今までずっと変われへんかったっちゅうことは、それはつまり、『自分の考え方にしがみついとる』ちゅうことやんか」

お金いうんはな、人を喜ばせて、幸せにした分だけもらうもんや。せやからお金持ちに『なる』んは、みんなをめっちゃ喜ばせたいて思てるやつやねん。でも、お金持ちに『なりたい』やつは、やれ車が欲しいやの、うまいもんが食いたいやの、自分を喜ばせることばっかり考えとるやつやろ。……まあ、でもそういう欲が悪いいうわけやないで。人間は自分の欲に従うて生きるしかないからな。最初はそういう、自分を喜ばせる欲をエネルギーにして進んでもええ。けどな……」  ガネーシャは続けた。 「世の中の人を喜ばせたいっちゅう気持ちを素直に大きくしていくことが大事やねん。そやから寄付すんねん。自分はとにかく人を喜ばせたいし、助けたい。そういう人間になることや」

自分の一〇〇円が人を幸せにしとること考えながら募金するんやで。人助けするっちゅうことは素晴らしいことや、いうて自分自身に教えていかんとな。

「『一切ノ疾病ハ宿食を本トス』。これ、ワシのダチの言葉なんやけど。『宿食』ちゅうのは食いすぎのことでな、食いすぎがいろいろな病を引き起こすいう教えなんやで」

稼ぎいうんは、どれだけ他人の欲を満たせとるか、それが数字にそのまま表れとるんや。腹が減った、眠い、遊びたい、気持ちよくなりたい……人にはそういう欲があるわな。その欲を快適に満たして、その対価としてお金もらうんが今の世の中では『ビジネス』て呼ばれてんねや」

人にはどんな欲があって、何を望んでいるか、そのことが見抜けるやつ、世の中の人たちが何を求めているかが分かるやつは、事業始めてもうまくいく。上司の欲が分かっているやつはそれだけ早く出世する。

「人はな、わざわざ『○○が欲しい』なんて教えてくれへんのや。人が何を欲しがっているかをこっちが考えて、予想して、提案していかなあかんのや。

「笑わせる、いうんは、『空気を作る』っちゅうことなんや。場の空気が沈んでたり暗かったりしても、その空気を変えられるだけの力が笑いにはあるんや。ええ空気の中で仕事したら、ええアイデアかて生まれるし、やる気も出てくる。人に対して優しゅうなれるし、自分のええ面が引き出される。それくらい空気いうのんは大事やし、笑いって大事なんやで」

「まあ自分みたいなんは、無理に笑わせようと気張らんでええ。むしろ笑わせようとすればするほど失敗するやろ。そんなことより、まずは、あなたと会えて楽しい、うれしい、そういう思いを持ちながら楽しゅう話してみいや。ええか? 『気分は伝染する』んやで。いっつも“楽しい”“うれしい”いう気持ちでおったら、そこにおのずと笑いが生まれるわ」

「トイレを掃除する、ちゅうことはやな、一番汚いところを掃除するっちゅうことや。そんなもん誰かてやりたないやろ。けどな、人がやりたがらんことをやるからこそ、それが一番喜ばれるんや。一番人に頼みたいことやから、そこに価値が生まれるんや。分かるか? 好きなことをしろなんて自分ら言われてきたんかもしらんけど──まあ好きなことするのも大事やけどな、それと同じくらい大事なんは、人がやりたがらんことでも率先してやることや。仕事できるやつらは全員そのこと知っとるで」

自分から世の中に働きかけるんやのうて、自分の周囲に『反応』しとるだけなんや。親から言われて勉強して、みんながやるから受験して、みんなが就職するから就職して、上司から『これやっとけ』言われるからそれをやって、とにかく反応して、反応して、反応し続けて一生終えるんや。そんなんで、自分の人生手に入れられるわけないやんか。自分の人生手に入れとるやつらはな、全部自分で考えて計画立てて、その計画どおりになるように自分から世界に働きかけていくんや。分かるか」

「会社終わったら自由やから遊んでええというわけやないねんで。むしろ逆やで。会社が終わったあとの自由な時間ちゅうのはな、自分がこれから成功していくために『自由に使える一番大切な時間』なんや。ええか、これからは仕事終わったらまっすぐ帰宅せえ。そんで一番大事なことに使えや。分かったか?」

頑張ろうと思ても頑張られへん本当の理由、それはな、『頑張らなあかん』て考えること自体が楽しないからなんや。人間は楽しいこと、やりたいことしかできないようになってるんや。

「自分らはな、成功してる人の仕事のやり方聞くと『努力家だなあ』って思うやろ。そして同時にこうも思うはずや。『自分にはとても同じことはできない』。でもな、手塚治虫くんは、努力家やったんかな? いや、確かにそういう面もあると思うで。でもな、病院のベッド上で死にかけてんのに、『努力しよう』とか『我慢して頑張ろう』とは思わへんのちゃうかな?」

毎日寝る前に、自分がその日頑張れたこと思い出して『ようやったわ』ってホメや。一日のうち、絶対一つは頑張れてることあるから、それを見つけてホメるんや。一日の最後はな、頑張れんかったこと思い出して自分を責めるんやなくて、自分をホメて終わるんやで。そうやってな、頑張ったり成長することが『楽しい』ことなんや、て自分に教えたるんや」

新しいことはじめてうまくいく場合もあるで。でもな、それだけやったら変わるのは難しいねん。むしろみんな『新しいことをはじめよう』思うからなかなか変われへんねん。何て言うたらええんかなあ……誰にもそれぞれ時間という『器』を持ってんねや」 「『器』ですか……」 「そうや。たとえば、一日は二四時間やろ。これは誰にでも与えられた平等な器や。で、今、自分の器はぱんぱんに詰まってるわけやな。会社行ったり、友達と会うたり、寝たり、マンガ読んだり、そうやって二四時間ぱんぱんにして過ごしてんねや。その器にこれから新しいもん入れようとしても入れられへんやろ。もうぱんぱんやねんから。さてここで質問や。そんなぱんぱんな状態から新しい生活を手に入れよう思たらどうしたらええ?」 「何かをやめて時間をつくる?」 「そのとおりや。『捨てる』とも言えるな。そうやってぱんぱんに入った器から何かを外に出すんや。そしたら空いた場所に新しい何かが入ってくる。それは、勝手に入ってくるもんなんや。たとえば、自分の周りで会社辞めたやつも、意外としぶとう生きてるやろ。それは、会社辞めることで空いた器に何か新しい仕事が入ってきとるからやねん。とにかく、人生変えていくいうのは、そういうイメージやねん。分かる?」

カーネルくんは悩んだ末に、店閉めることにしたんや。で、まあ年金もろて余生送ってこ思てたんやけどな。ところが、あてにしとった年金が思てたより全然少なかったんや。で、『やばい!』いうことになってな。何とかせなあかんていうて、いろいろ考えたんやけど、もうレストランものうなって、財産もなんものうて、唯一あるいうたら、カフェやってた時に人気があったフライドチキンだけやったんや」 「なるほど……。でも、もうレストランないんですよね。フライドチキン売ろうにも売りようがないじゃないですか」 「そこや。そんでカーネルくんが考えた苦肉の策が『自分のフライドチキンの作り方を他のレストランに売る』だったんや。それが今のケンタッキーのフランチャイズのはじまりなんやで」

「何かを手に入れるには、相応の代償を払う必要がある」  この言葉も同じことを言い表しとるんやで。  どんだけ欲張っても、器以上のことはでけへんのや。  宇宙はそういうシステムで動いてんねやで。

「ま、テレビもちゃんと意識してみたら勉強になる部分あるんやろうけど、受身になりがちやからな。見るのって結局『楽』やしなぁ。あ、これ覚えときや。楽なもんで体にええもんほとんどないで。筋肉も、筋肉痛になってはじめて成長するやろ。脳みそもいっしょやで。楽なことばっかしてたらどんどんふやけていって使い物にならんようになるで」

人間が変わろう思ても変わられへん最も大きな原因は、このことを理解してないからや。ええか? 『人間は意識を変えることはできない』んやで」

その場で『今日から変わるんだ』て決めて、めっちゃ頑張ってる未来の自分を想像するの楽やろ。だってそん時は想像しとるだけで、実際にはぜんぜん頑張ってへんのやから。つまりな、意識を変えようとする、いうんは、言い方変えたら『逃げ』やねん」

「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。具体的な、何かをな」

自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんいうことや。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか。それによって生まれる結果はまったく違ってくるんやで」

この部屋には全身鏡がおまへんですやろ? 全身鏡を入り口において、家を出る前に必ずチェックするようにしはったらいかがですか。やれトイレ掃除や、やれ靴みがきや言うてきましたけど、自分自身を清潔に保つことも大事です。意識や内面を変えることは難しゅうおます。そやけど外見は変えられるんです」

自分の仕事が価値を生んでるかを決めるのはお客さん、つまり自分以外の誰かなんやで」

「よく、『夢は強く思い描けば実現する』て言うやん? まあ確かにそれは正しいんやけど、この言葉勘違いしてしもとるやつが多いねん。思い描けば実現するなんて言われると『夢を思い描かないといけない』て考えだすやつがおんねんな。なんちゅうか、それって親や周囲の期待に応えようとして無理やり考えてるのと似てるわな。そうやって『夢を思い描かないとダメだ』いうふうに思う癖が身に付いてしもとるやつは、夢を想像することに逆にプレッシャー感じたりすんねん。でも本来の夢って違うねん。誰に言われるでもなく、勝手に想像してワクワクしてまうようなんが夢やねん。考えはじめたら楽しゅうて止まらんようになるんが夢やねん。そういう想像のしかたを大事にせなあかんねん。ちょうど今、自分が空想をふくらませてるみたいにな」

松下の幸ちゃんがこんな言葉を残しとる。『すべての責任は自分にある』。他人が起こす出来事、身の回りの環境で起きる出来事は全部自然の法則どおりに発生しとる。だとしたら自分が望む結果を出すには、自分を変えるしかあらへん。だから『すべての責任は自分にある』なんや。自分も聞いたことあるやろ、『変えられるのは自分だけだ』て言葉。これも全部同じことを言っとんのやで。でも本質的に理解しとるやつなんてほとんどおらへん」

世界は秩序正しい法則によって動いとる。成功も失敗もその法則に従うて生まれとる。だから、その法則に合わせて自分を変えていかなあかん。その法則と自分のズレを矯正することが、成功するための方法であり、成長と呼べるんや。

確かに人を感動させるもん作れたら一流や。でも超一流の芸術家は、めちゃめちゃ営業力あんねん。世渡り上手やねん」

まあ世の中にもいろんな親がおって、その中には子どもを不幸にしてまう親もおるけどもな。でもな、自分、親がおらんかったら今この世の中に生まれてへんのやで。その事実だけでも、親に感謝する理由になるんちゃうかな?」

確かに僕たちは、一番大事な人をおろそかにして、そうではない人に時間を注いでしまう傾向があるかもしれない。たとえば、できる社員はほったらかしにしておいて、できない社員ばかりを注意してしまう。時間どおりに出社する社員はホメないのに、遅刻してくる社員の指導に時間を使ったりする。仕事でも、僕の周りの人間関係でも、一番大事な人をしっかりと認識し、その人たちからまず喜ばせたり、感謝をするようにしよう。

人は、自分の自尊心を満たしてくれる人のところに集まるんや

これ当たり前のことやけど、ホンマに当たり前のことなんやけど、成功したいんやったら絶対誰かの助けもらわんと無理やねん。そのこと分かってたら、人のええところ見つけてホメるなんちゅうのは、もう、なんや、大事とかそういうレベル通りこして、呼吸や。呼吸レベルでやれや! 二酸化炭素吐くのと同じくらいナチュラルにホメ言葉言えや!

「自分らは、自分にサービスすることばっかり考えとるやろ。自分のエゴや欲を満たすことしか考えとらんやろ。でもな、もっと他人にサービスすること考えて、そのことを自分の喜びにしてかんとあかんで。『人の欲を満たすこと=自分の欲を満たすこと』このガネーシャ方程式が体に染み込んでたら、あとはほっといても成功するで」

人のええとこ見つけたらホメるのも大事やけど、それと一緒に……」 「一緒に?」 「盗めや」

ウォルマートの創始者サム・ウォルトンくんは自分の店にいるよりライバル店にいる時間の方が長かったて言われるくらい研究熱心やったんや。ウォルトンくんは『自分がやったことの大半は他人の模倣だ』と公言しとるで。あとアップルのスティーブ・ジョブズくんかて、側近の人間から『彼は人のアイデアを盗む天才だ』って呼ばれてんねん。それをセコいとか卑怯とか、そういうレベルで見るんは、単純に上っ面しか見てへん小っさい人間やねん。もっとお客さんのこと見んと。ええか? お客さんのために、模倣するんやで。分かったか?」

なんで自分はとんこつ味が一番好きて分かるんやろな?」 「それは、他の味と比べたらとんこつがおいしかったからです」 「せやろ。つまり『ラーメンの他の味を食べた』から分かんねん。最初とんこつ食べて『そうでもないな』思ても、その後しょう油味食べたら、『やっぱとんこつやな』って思う場合もあるっちゅうことやねん。つまりは『経験』や。全部経験しとるから、選べんねん。自分にどれが向いてるか分かんねん。でも、自分ら、一番大事な『仕事』に関しては、全然経験してへんやないか。生まれてから死ぬまで、ずっと同じ味のラーメンしか食べてへんやん。

「非科学的やから言うて、すぐ『意味がない』とか『気持ち悪い』て、心のバリア張ってまうのも自分らの悪い癖や。あの天才科学者のアインシュタインくんも言うとるがな。『宗教なき科学は不具であり、科学なき宗教は盲目である』。自分もちょっとはアインくん見習えや」

成功したいて心から思とるやつはな、何でもやってみんねん。少しでも可能性があることやったら何でも実行してみんねん。つまりやな、『バカバカしい』とか『意味がない』とか言うてやらずじまいなやつらは、結局そこまでして成功したくないっちゅうことやねん。『やらない』という行動を通して、成功したくない自分を表現してんねん。すると宇宙はなあ、『ああ、こいつ成功したないんやな』そう考えるんや。そういうやつから真っ先に成功から見捨てられてくねん」

発見とは、皆と同じものを見て、誰も思いつかないようなものを考えることだ

ちっちゃいもんでもプレゼントされたら、意外とうれしいもんやがな。言葉かてプレゼントになるんやで」

お客さんの一番喜ぶんはな、『期待以上だった時』やねん。お客さんいうのは『だいたいこれくらいのことしてくれんのやろな』って無意識のうちに予想してるもんやねん。で、その予想を超えたるねん。ええ意味で裏切んねん。サプライズすんねん。そうしたらそのお客さんめっちゃ喜んでまた来てくれるんやで」

お金は、人を喜ばせることでもらうもの。でも、誰でもそうだけど、やりたくないことや嫌なことではなく、好きなことや楽しいことしかできない。だとしたら、人を喜ばせることが何より楽しいと思えるように自分自身を変化させていく。また、自分が好きなこと、楽しいと思えることで人を喜ばせるようにする。それが成功したり有名になったりお金持ちになるための、回り道のように見えるけど一番の近道なんだ

「期待をしているかぎり、現実を変えることはできない」

この今を、僕がいるこの場所を、本当は不満に思っているのに、抜け出したいと思っているのに「これでいいんだ。これが僕の人生だ」と無理やり自分に言い聞かせて過ごすような人生は、絶対にまちがっている。

知識を頭に入れるだけでは人間は絶対に変われへん。人間が変われるのは、『立って、何かをした時だけ』や

やりたいこと見つけるために一番やったらあかん方法、それはな……『考える』ことや。机に向かってうんうん唸っとったり、自分のやりたいことってなんやろうて漠然と考えたりしとったら、何も分からん。分からんどころかよけい迷うことになるで」

実際にやってみて、全身で感じる。それ以外の方法で『やりたいこと』なんて見つからへん。絶対見つからへんで。せやから、『やりたいことが分からない』って言うてるやつの九九パーセントは『何もやっとれへん』やつなんや」

『後悔しないように生きろ』この言葉、自分も聞いたことあるやろ。なんでこの言葉、こんなぎょうさん世の中に溢れてるか考えたことあるか? それはやな、みんな自分の人生に後悔したまま死んでいくからや。

「みんな知ってんねん。やりたいことやって後悔せんような人生送ったほうが幸せになれるてな。でもやらへんねん。何でや?それは、今の自分と同じこと考えてるからや。収入。世間体。不安。同じやで。人を縛ってる鎖なんてみんな同じなんや」

「今まで無理やったら、これからも無理や。変えるならそれは『今』や。『今』何か一歩踏み出さんと。自分それ、やらんまま死んでくで」

世間の評価を気にして選んだ時点で、それは『ブランドで選ぶ』いうことなんや。社会的な信用を得るために自分は今の会社入ったんやろ?

「サービスやら、人を喜ばせるやら、仕事に関していろんなこと言ってきたけど、結局のところ、仕事いうんは『何か作業をする』っちゅうことや」 「それは、確かにそうですけど……」 「仕事に費やす膨大な時間、それはつまり『作業に費やす時間』や。だから仕事はブランドで選ぶと不幸になるんや。その『作業に費やす時間』の喜びを犠牲にすることになるからな」

たとえばな、『お金持ちになりたい』っちゅう夢だけやったら、それ自分のためだけの夢に聞こえるやろ。それ人からしたら『勝手にどうぞ』ってなるやん。でもな、『お金持ちになれば、自分の周りの人、多くの人にチャンスを作ることができる。だから自分はお金持ちになりたい』そういう夢やったら、他の人が聞いてて楽しくなる夢なんちゃうかな」

「別に、嘘つく必要はないんやで。自分の夢は自分の夢や。他人に合わせる必要なんて全然あらへん。ええ車乗りたかったら、ええ車目指して頑張ればええねん。でもな、自分の夢を、もっとでっかくでっかくしてったら、最終的にはみんなを幸せにする夢になるはずなんや。自分の枠の中だけで考えるから、小さい、身勝手な夢になってまうんよ」

「意識を変えようとしていたからだと思います。今日から変わると興奮して思っても、具体的な行動や環境を変えなければ、人は変われません」

人間が変わるにはな、もうでっかい不幸が必要やねん。悩んだり、苦しんだり、もう死んでまおかなて思うくらいのでっかい不幸や。そういう時、人はやっと、それまでのやり方を変えんねん。人間なんてほっといたら楽な方、楽な方へ流れてまう生き物やからな」

誰かに才能を認められることで、自分の人生は変わる。もうこれはえらい変わるで。自信に満ち溢れるし、周囲の視線も変わる。全身からやる気がみなぎって、それこそ飯食うのも寝るのも忘れて働ける。働くことが今までよりも全然楽しくなる。人生を変える一番強力で手っ取り早い手段はこれや」

「あのな、ワシは何も、女優や小説家やそういう、何ちゅうか、特殊な職業だけに限って言うてるわけやないんやで。この前出した課題でもあったやろ。『求人情報誌を見る』あれも応募や。自分の持ってる隠れた才能の可能性を見出すために、何か世の中に働きかけることがあったとしたら、それは全部『応募』なんや。そして、それこそが自分の人生を変え得る大きな力を持ってんねんで」

「一つだけ、絶対にあきらめたらあかんことがある」 「それは何ですか?」 「『自分』や。自分には何か才能がある、自分にしかできない仕事がある、そのことに関してはあきらめたらあかん。見つかるまでそれを探し続けなあかん。自分自身に対してはあきらめたらあかん」

満たされる、というのは、『一緒になる』ということなんや。たとえば、人から愛されていると感じる時。人を愛していると感じる時。自分の幸せ以上に相手の幸せを思う時。自分よりも大事なものができた時。それは全部、『あなたと私は一緒です』ということを表してんねや。一番分かりやすいのは恋愛やな。男と女がお互い足りない部分を補完して一体化するわけやからな。これもまた、今、自分がカレーを食べたのと一緒なんやで。足りないもんが埋められて一つになる。一つだけでは満たされないものが、何かと一緒になることで満たされる。分かるか?」

足りない、足りないて思えば思うほど、足りない状態から逃れることはでけへんのや。欲しがれば欲しがるほど、欲しいもんは逃げていくんや。自分が満たされてへんと、人を喜ばせることはでけへん。人に与えることがでけへんのや

自分の中に足りんと感じてることがあって、そこを何かで埋めようとするんやのうて、自分は充分に満たされている、自分は幸せやから、他人の中に足りないもんを見つけ、そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ、自分が欲しいと思ってた、お金や名声、それらのすべてが自然な形で手に入るんや。だってそやろ? 自分らは、お金も、名声も、地位も、名誉も、自分で手に入れる思てるかも分からんけど、ちゃうで。むしろ逆やで。お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は、他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部、他人がお前に与えてくれるもんなんや」

蛇口ひねったら当たり前のように水が出て、ボタン押すだけで当たり前のように部屋が明るくなって、どれだけ離れとっても、電話ひとつで当たり前のように話ができる、そんな世の中は自分らにとって当たり前やろうけど、でもな、そんな当たり前手に入れるために、エジソンもカーネギーもフォードもベルもシャネルも幸ちゃんも宗ちゃんも、昔の人ら、みんな頑張ってきたんやで。今自分が座ってる椅子も、目の前にある机も、手にしてる紙も、天井にある電球も、当たり前のようにそこにあるけど、全部自分を幸せにするために存在してくれとるんやで。身の回りにあるモノ、ともだちや、恋人、親、日々出会う人、動物、空気や水、緑、それもこれも全部、自分が生きるために存在してくれてるもんや。当たり前のようにそこにあるけど、ほんまは有難いものなんや。朝起きた時でも、寝る前でも、いつでもええ。親にでも、ともだちにでも、モノにでもええ。世界をかたちづくっている何にでもええから、感謝するんや。足りてない自分の心を「ありがとう」て言葉で満たすんや。ありがとう、ありがとう、みんなのおかげで私は満たされています。幸せです。そうやって感謝するんやで。

「成功だけが人生やないし、理想の自分あきらめるのも人生やない。ぎょうさん笑うて、バカみたいに泣いて、死ぬほど幸福な日も、笑えるくらい不幸な日も、世界を閉じたくなるようなつらい日も、涙が出るような美しい景色も、全部全部、自分らが味わえるために、この世界創ったんやからな」

自分に厳しい人、限界を超えて頑張る人というのはその人に特別な意志の強さがあるのだと思ってた。でも、頑張ることが楽しいと感じることができるようになれば、誰だって夢や目標に向かって努力することができる(いや、その時にはその作業を「努力」とは感じていないのかもしれない)。成功している人だけが特別じゃない。僕らは誰だって、あの人たちのように夢を追うことができるんだ。

決して引退を考えずにできるだけ働き続けろ」「人間は働きすぎてだめになるより、休みすぎて錆付きだめになる方がずっと多い」

引用:「夢をかなえるゾウ」水野敬也著(飛鳥新社)

『夢をかなえるゾウ』は↓こんな作品や世界観が好きなあなたにおすすめ。この小説を読んでいる時にパッと思い浮かんだ映画・小説・漫画・アニメ・テレビドラマ、または音楽など

ちぐのさん
小説の形を持ちながら何かを教えてくれる自己啓発的な話は結構たくさんありますが、中々面白かったのはこの二つ。

『夢をかなえるゾウ』のような小説が好きなあなたに、ぜひ次に読んで欲しい小説はズバリ…

野口明人
このシリーズはどれも面白いです。とりあえず夢ゾウ2では泣きました。自分もお笑いをやっていたのもあって、かなり感情移入しやすかったです。

まとめ

久しぶりに自己啓発本を読み返す事をしました。いつもなら、どうせ似たような事書いてあるんだからと、一回読んだらそれでおしまいで、他の自己啓発本を漁るって感じだったんですが、この本に関しては、二度目に読んだ時の方が新しい発見があった気がします。

時間が経っていたっていうのもだいぶ重要なのかもしれませんね。実際その本が自分にどのような影響を与えたのか。それを確認する意味でも、昔に読んだ自己啓発本を読み返すのも面白いかもです。

ま、あれです。ガネーシャも言ってましたが、成功する方法なんてものは、すでに本棚に眠っている本に書かれていることばかり。もちろん新しい本に答えを求めるのも間違っていないと思いますし、昔の本に立ち返ってみるのも良いことでしょう。

どっちの方法でも自分が変われるならなんでもいいんです。変わるためのターニング・ポイント。それがきっと重要で何かの事件が自分の中で起き、色んな所で得た情報や経験が自分の中にすっと腑に落ちる時があるのでしょう。

それが僕にとっては手話のミュージカルで、本では知っていた事だったけど、それをちゃんと体で頭で理解して変わり始めたのがあのタイミングだったんだと思います。

ガネーシャも人が変わるのに必要なのは事件や!と言ってましたし。不幸も変わるきっかけになるとも言ってましたが、僕の場合は事件だったんですね。

不幸な事が起きた時は僕はどんどん落ちていってしまったので…。

そこから這い上がろうともがいて10年。変わり始めたのはほんの3年ぐらい前の事。いろいろな本も読みましたし、いろいろな人の話も聞きました。でも変われなかった。変わりたいと願いすぎていたから変われなかった。自分には足りないと感じていたから変わらなかった。

まさにガネーシャが言っていた事はこのことだったんだなと、昔の自分では気がつかなかった事を知ることが出来た読書でした。

水野敬也、すごいなぁ…。こんな本を書いてくれてありがとう。本当に。

ではでは、そんな感じで、『夢をかなえるゾウ』でした。もしもこの本が本棚で眠っているのであれば、もう一度読み返してみると面白いかもしれません。

Amazonで『夢をかなえるゾウ』のレビューを見てみる

にゃんこ先生
ガネーシャの置物って意外と値段するんだにゃ〜。気軽な気持ちで買いに行ったらその値段にびっくりにゃ!
夢をかなえるゾウ
  • 96%
    読みやすさ - 96%
  • 92%
    為になる - 92%
  • 81%
    何度も読みたい - 81%
  • 88%
    面白さ - 88%
  • 79%
    心揺さぶる - 79%
87%

レビューまとめ

読みやすさはピカイチ。自己啓発本が苦手な人でも読みやすい。だからこそ、時間を置いて、もう一度読み返しやすくもある。言っていることは他の本にも書いてある事ばかりなので新しい発見は少ないかもしれないけど、非常に受取やすく書かれているので、同じことを言っていてもきっと何かが違って見えるはず!

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